神の詩 第三章十四節 2

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神の詩 第三章十四節

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「万物は食物から生まれ、食物は雨から生まれる。雨は祭祀から生まれ、祭祀は行動から生まれる。(十四)」

地球上を
豊穣の土地にしている雨は、
適切な場所に
適切な時に
適切な量を
降らせることによって成り立っています。

それは
気まぐれや偶発的なものではなく、
万物万象との調和によって成り立つ
美しい周期を持っています。

気象や季節のリズムは、
太古からの万物万象の集合意識の波が
地球の意識と共鳴して
形成されてきたものです。

多くの人が無関心ですが、
人は
気候への影響力を持っています。

私たちの精神的混乱は、
この世界に混乱や異常気象を作り出し、
優しさや愛のある思いは、
気候の調和を創出します。

自らの心を調和することには
大きな意味があります。

すべての生き物も
気候も
私たちの神への感謝の気持ちも、
すべてが
繋がりをもっています。
日本人は、
いつでも神への祭祀と共に生活してきた民族です。

年の初めに歳神様をお迎えしてから、
さまざまな神への感謝と祈りとともに
一年を過ごします。

新年の「おめでとうございます」は、
歳神様への五穀豊穣の祈りであり、
祝福の言葉です。

お正月に神棚に供える若水は、
神様とご先祖様への敬意が感じられる行為です。

新年には神社へ行って、
その土地の神様にご挨拶することも一般的です。

節分も邪気を祓う行いをしますし、
建国記念日には神棚にお供えした後で
「ハレ膳」をいただきます。

「ハレ膳」とは、
神様にお供えした供物のお下がりを頂くことです。

春分の日には秋の豊作を祈り、
秋分の日には収穫への感謝の気持ちを神様とご先祖様に捧げます。

春の社日にも、
産土神様に豊作を祈り、
秋の社日には
収穫への感謝が捧げられます。

昔は
桜が咲くころに
豊作の神様が山から下りてきて、
田畑に力を与え、
収穫が終わると山へと帰っていく
と考えられていました。

夏越しの大祓は、
半年間の穢れを祓う御神事だし、
お盆はご先祖様が家に帰ってきます。

新嘗祭には、
収穫された農作物を神様に捧げます。

そして
私たちは
家に神棚や仏壇があり、
毎日神々やご先祖様への感謝を欠かしません。

他にも
季節ごとに、
神様やご先祖様に感謝の気持ちを捧げる行事が
たくさんあります。

それらすべての行事が
見えない世界との交流を
示すものとなっています。

次は

「行動はヴェーダ(ブラフマン)から生まれることを知れ。ヴェーダは不滅の存在から生まれる。だから、遍在するヴェーダはいつも祭祀の中にある。(十五)」

よく内観してください。

君が代から神が代へ 上巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18


君が代から神が代へ 下巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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