以前から興味のあった、東京都青梅市は「武蔵御嶽(むさしみたけ)神社」に参りました。
御岳山の山上標高929mに鎮座し、古来より武蔵国を守ってきた“天空の神社”とも称されます。
途中、ケーブルカーも利用し、登山さながらに目指す境内へと向かいます。
ケーブルカーを下車しますと、道の両脇には山荘が沢山あり、古くより山岳信仰の霊域として多くの人が訪れていることがうかがわれます。
参拝当日は記録的な大雨でした。坂の上から鉄砲水のようにザンザンと水が押し寄せてきましたため、もはや気分はちょっとしたアドベンチャーです。
やっとのことで山頂に到着し、そこに現れたのは、霧に包まれた幻想的なお社で、苦労して登っただけに一層感動いたしました。
当社に特徴なのは、“おいぬさま”と崇められている“大口真神(おおくちまがみ)”というニホンオオカミを、守護神として祀っていることです。社殿前の狛犬はもまた、犬ではなく、狼だそうです。
江戸時代からは、この大口真神は、魔除け・盗難除けの神として広く知られるようになったそうです。それをきっかけに、玄関などに飾るお札が大流行したようで、現在もそのお札は授与所で授けていただけます。
参拝当日は、他の参拝客もほとんどいなかったため、神主の方と色々とお話しすることができました。
お札に描かれているオオカミは、実際に、数百年前に描かれたそのままの大口真神だそうで、実に素敵なフォルムです。古(いにしえ)の感性の素晴らしさを感じさせます。
実際には、後の時代に他の絵柄も採用したようですが、この古風な姿のほうが断然人気が高いとのことでした。
境内社は、本殿含めて、思った以上に数が多く可能な限り回らせていただきました。
江戸時代には“西の護り”として、当社が幕府より重用(ちょうよう)されたそうで、これらの繋がりが今なお深いものと感じさせるお社群です。
次回からは、それら幾つかのお社をピックアップして、それぞれの神よりいただいた御言葉をお伝えいたします。
どうぞお楽しみになさってくださいませ。
Rinokia
(次回は、①本殿です。)
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Source: 神々からのメッセージ
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