やっぱりそこにザイタク医に居てほしかった。
そこにタナカが居たのなら、どう聴いただろう、、、
そこにタナカが居たのなら、どう言っただろう、、、
そこにタナカが居たのなら、どう寄り添っただろう、、、
ご本人には、どこまでも優しく寄り添っただろう。
母親としての、妻としての、たくさんの頑張りを一緒に振り返り、
その人生全てを肯定してあげれただろう。
ご主人には、どこまでも話を聴いただろう。
これから一人残された人生をどう生きていくのか。
不安でいっぱいのご主人の気持ちに寄り添って、
仕事オンリー人生のプライド全てを肯定してあげれただろう。
遠方の弟さんには、死を怖がらなくても良いんだよ、
人間の最期は、こうして寄り添うことが大切で、
それが全てなんやからと教えてあげれただろう。
遠く行った先でよく頑張っている君をお母さんは認めてたよ、って。
弟さんの努力の全てが、不器用でそれでも一生懸命で、
そして、そこが母親に、とってもとっても似ていることを伝え、
そんなことを含めて全てを肯定してあげれただろう。
そして、そんな中、多くを飲み込んで踏ん張るお兄さんには、、、、、
そうだなあ。これら全て、この家族が家族らしくあれたのは、
そんな君が居てくれて、君じゃなきゃ、やっぱりだめなんだよって、
きっとそのお兄さんの全てを認めてあげることができただろうに、、、
もしもザイタク医がいたのなら、、、
もしもその全てが肯定できていたならば、、、
タナカみたいなザイタク医がいたのなら、、、
こんなに悲しい涙を流すことはなかったのかな、、、
こんな時、やっぱり、ザイタク医は必要だなと
今あらためて実感し、自惚れ、そして、泣いている。
皆様、お調子者であるタナカのこと、今日もお許しください（（笑））
きっと来週には、復活してますから。
もう少しだけお時間をくださいね。
いつもありがとうございます。
同じ空の下の皆様に心から感謝申し上げます。
きっと、母は、、、やっと楽になったよ、、って、
今頃天国で、皆様に感謝を言ってると思います。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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