神の詩第四章二節 1/4

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神の詩第四章二節 1

IMGP2061

「王族の聖者達はこうして伝承されてきたヨーガを知っていた。(しかし)このヨーガは、長い時の流れの中で、この世から失われた。(二)」

ここでも二重の意味が同時に説かれています。

この天啓である智慧ヨーガは、
神と人を繋ぐ道であり、
真我と自我を繋ぐ道でもあり、
聖者たちによって
代々正確に受け継がれてきました。

ところが
長い時代の中で、
この智慧の伝承が
途切れてしまいました。

それは、
人類には、
繰り返し暗黒時代とも称される
神との霊交が妨げられる時代があったからです。

地上において
マーヤ(幻想)の力が強まる時期には、
雲が空一面に覆う太陽が見えなくなるように、
真理もまた
隠されてしまいます。

そのような時代にあっても、
偉大な大師たちは人々に真理を伝え続けるために、
人々の精神性が芽生える時期に復活させてきました。

この節も、
第一節と同じように、
自分自身の中の状態をも示しています。

自分の真我から授けられた智慧が、
精妙なエネルギー体を通って
肉体と顕在意識にまで到達する過程において、
低次の自我の影響によって智慧が歪み、
ブロックされて、
顕在意識からは失われてしまいました。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 1
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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