わきの下がピリピリと痛むのは、
腋窩リンパ節郭清をしたから
だから、
寒くなったり、
季節の変わり目になると痛みが出る
皮膚の感覚が鈍いのも、
腕が浮腫むのも、
腋窩リンパ節郭清をしたから
では、“痺れ”はなんなのだろう――
手術をした左腕に痺れが現れるようになって、
もう3年くらいだろうか
手術直後でもなく、
手術から数か月経った頃でもなく、
今さら．．．
「すぐに治るだろう」と思っていたが、
現在に至る
それでも、24時間365日、
ずっと同じ感覚で痺れているわけではない
微炭酸の日、強炭酸の日と、
その症状は様々だ
眠れないくらい痛いときは、
左腕をどこに置いてもピリピリ
いや、もう“ビリビリ”レベルである
身体の上に左腕を置いてみたり、
ベッドに預けてみたり
横向きに寝てみたり、
腕を伸ばしたり、軽く曲げてみたり
今、こうしている間も、
肩から指先まで痺れている
その痺れは、時に“痛み”として感じる
いつまで続くのだろう
このままずっと痺れ続けるのだろうか
たぶん、“ずっと”が正解かな
そんな今日は満月、“ほぼ皆既月食”
約98％が欠けるとか
140年振りの天体ショーらしい
朝は晴れていたのだが、
どんどん雲行きが怪しくなる
5時にはとうとう雨が降り出した
今回の月食は、
午後4時18分頃から欠けはじめるらしい
空に昇りはじめた5時には
半分以上が欠ける．．．
「ということは、
もう観られないじゃん．．．．．．」
諦めモードで、
欠けるピークの6時3分、外へ出てみた
一瞬、雲の切れ間から赤い月――
その後は見事に雨があがってくれた
感動．．．．．．
素敵な月食も観られたことだし、
今夜は痺れがなく、眠れますように――
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Source: りかこの乳がん体験記
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