有村架純さんといえば、「カワイイ」を人間化したと言われていたころもありましたが、今でも
笑顔が素敵だと思います。(画像はデビュー当時付近です)
普通、笑顔というのは「気持ちが良い」ときに出るのですが、自閉症スペクトラム障害の方に
とっては、「笑顔」というものがうまく認識できない場合が多いです。
☆自分が今、怒っているのか・悲しいのか・スネているのかが分からない。
☆「どんな気持ちですか」と聞かれても、「フツウ」だし。
☆「みかんが好きだったよね」といわれて、「そんな時もある」だよね。
人間は、今自分が感じている「雰囲気(とでも言いますね)」を言語化し、それを表情に出す
作業ができます。ですから、「今日、部長ご機嫌ナナメみたい」ということで、イライラをぶつけられ
ないように回避策を講じます。
ところが、自閉症スペクトラム系の方にとって、自分の気持ちがうまく分からないのに、他人の
気持ちなんて分かるわけがありません。ですから、「今日、部長にコーヒーいれてね」と同僚に
いわれて、特に何も考えずに持っていったら、とても冷たくされるという悲劇も多発します。
また、自分自身は普段はあまり表情に変化がなく、「仏頂面」というありがたくない名前が付いて
しまったりします。
ご理解いただくことが難しい症状ですが、たとえニッコリしているときでも、これらの方は
自分が「笑顔である」という認識ができないことがとても多いのです。
ですから、「さっき笑ってたよね」と聞かれても、不思議そうに「私、笑っていましたか」と
いう反応になります。
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忘れてしまうことがありますので。
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Source: 週刊山手心理相談室
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