クレジットカードを利用した投信積立でポイントの三重取りが可能に

内科医

おはようございます。

昨日、2022年1月からマネックスカードによる投信積立とポイント還元サービスが開始予定という内容の記事をアップしました。

www.churio807.com

これにより、ネット証券大手3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)の全てがクレジットカード決済による投信積立でのポイント還元サービスを提供することになります。

3枚のクレジットカードや3つの証券会社をまたいで資産を管理する必要があるため、実際にやるには手間もかかりますが、理論上はポイントを三重で獲得することができるため紹介します。

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クレジットカードを利用した投信積立でポイントの三重取りが可能に

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 2022年1月からネット証券大手3社で投信積立によるポイント獲得が可能に

2. 3社ともポイントの利便性は高く、使いみちに困ることはない

3. 3枚のクレジットカードと3つの証券会社を管理する煩雑さがデメリット

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 2022年1月からネット証券大手3社で投信積立によるポイント獲得が可能に

2022年1月からマネックス証券が投信積立によるポイント還元サービスを開始予定です。

これにより、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手3社がそろってクレジットカード決済による投信積立でのポイント付与サービスを実施することになります。

クレジットカードによる積立金額の上限は5万円/月ですので、ポイント獲得率が1.0%とすると1社あたり500円相当のポイントが獲得できることになります。

3社合わせると1,500円/月、年間18,000円分のポイントということになりますね。

これを多いとみるか少ないとみるかは人それぞれですが、最低でもつみたてNISAの積立分(年間40万円)はクレジットカード決済で積み立てるとよいでしょう。

 

2. 3社ともポイントの利便性は高く、使いみちに困ることはない

では、3社のポイント還元サービスの利便性はどうでしょうか?

まず楽天証券は最も分かりやすく、名前の通り「楽天ポイント」が貯まります。

楽天証券は楽天市場という国内最大級のECモールを保有しているのが大きな強みで、ポイントの使い道に困ることはまずありません。

近年、楽天系のサービスはポイント還元率の悪化が相次いでいますが、投信積立でのポイント還元はSBI証券やマネックス証券など他社が追随してきているので改悪の可能性は低い気がします。

 

次にSBI証券は、三井住友カードを利用して投信積立をすることでVポイントとTポイントやpontaポイントが貯まります。

Tポイントやpontaポイントは使い道に困ることはありませんが、三井住友カード独自のVポイントはやや複雑です。

Vポイントの詳細は以下の記事が参考になります。

matsunosuke.jp

 

マネックス証券では「マネックスポイント」という聞き慣れないポイントが貯まります。

使い道としては、マネックス証券での株式手数料に充てることやコインチェックを通じて仮想通貨に換えることができます。

それ以外にも、Amazonギフト券やdポイント、Tポイント、Pontaポイント、WAONなど様々なポイントに変換が可能です。

よって、ポイント変換さえ面倒でなければ使い道に困ることはありません。

 

3. 3枚のクレジットカードと3つの証券会社を管理する煩雑さがデメリット

クレジットカードを利用した投信積立の設定をするだけで自動的に毎月500ポイントが得られることになりますので、実際にやるべきことは少ないです。

ただし、多くの方にとって毎月15万円も投信積立にお金を回すのは現実的でないでしょうから、実際には1社か2社のサービスを活用することになるでしょう。

もしお金に余裕があれば3社全て利用してもよいですが、この場合3枚のクレジットカードと3つの証券会社をまたいで資産管理をしなければなりません。

ポイント獲得は魅力的ではありませんが、私は資産運用を長続きさせるコツは極力シンプルに保つことだと考えていますので、引き続き楽天証券のサービスだけ利用する予定です。

これらを手間と考えず、手持ち資金に余裕がある方は3社全て利用してみるのはいかがでしょうか。

 

まとめ

2022年1月から、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社全てでクレジットカードを利用した投信積立でポイント還元が受けられるようになります。

少しでもお得に投資したい方は検討しましょう。

 

【インデックス投資に関するおすすめ本2選】

インデックス投資を始める前に絶対に読んでほしい2冊を紹介します。

1. 敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)

1冊目は『敗者のゲーム』です。

なぜインデックス投資が優れているのか、インデックス投資を続けるための考え方やメンタル面などについてこの一冊に凝縮されています。

1985年にこの本の初版が出版されたこと自体が奇跡です。

2. インデックス投資は勝者のゲーム(ボーグル著)

2冊目はボーグル氏の『インデックス投資は勝者のゲーム』です。

エリス氏は全世界分散投資を推奨していますが、ボーグル氏は米国株派です。

どちらにせよインデックス投資が他の投資法を比較して優位であることが繰り返し解説されています。

こんな記事も書いています。

個人向け投信販売で楽天証券が初の首位にたちました。時代の流れを感じますね。

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日本の住宅ローンは驚くほど低金利であり、うまく活用すれば「良い借入金」になりえます。

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自分にとってストレスの少ない節約方法を知ると資産形成が容易になります。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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