がん教育講演会の依頼があって、
高校生に何を伝えたいか。
若者に何を伝えたいか。
この事をずっと考えて、この11月を過ごしていた。
そんな中、母が旅立った。
今その後のことで、いろいろと思いを巡らせている。
母は息子の僕に何を伝えたかったのか。
母は息子の僕に何を残したかったのか。
今回の母の死は、
次世代に残したいものを自分の中で、
整理する機会になった。
今、僕は、
高校生の息子と中学生の娘に、
何を伝えようとしているのか。
そして、同世代の高校生に何を伝えたいのか。
人間の死を学び、日本人の死生観を考え、
生きていることの素晴らしさを日々感じる。
ザイタク医療に取り組めるチャンスをもらえた僕は、
いつも患者さんから素晴らしい『死』を教わっている。
若者とともに、『死』をもっと、学びたい。
その学びの中で、きっとどこかに、
母の宿題の答えもある気がしている。
僕は、息子と娘に、今こう伝えたい。
いつも誰かの役に立つような人間になってほしい。
そして、そこにあるのは自分の力ではない。
たまたまラッキーだっただけだ。だから、
感謝、謙虚、笑顔をいついかなる時も忘れるな。
ある方から、素敵な絵本のプレゼントを頂いた。
来週、紹介したい。その中のこの曲は本当に素晴らしい。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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