神の詩 第四章五節 1/5

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神の詩 第四章五節

たくさんの素晴らしいコメントのシェアありがとうございます。

ストレートな表現は
皆さまのほうが優れているので
今回も
少し別の角度から見ていきましょう。
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スリー・クリシュナ

「アルジュナよ、私も汝も、何度となくこの世に生まれた。私はそのすべてを知っているが、汝は知らない。(五)」
クリシュナは、
ここで再度、
輪廻転生のことを説明します。

この一つの宇宙の始まりから終わりまでの期間を、
1カルパ
という単位で表現します。

カルパは、
サンスクリット語に由来し、
仏教では
劫(こう)
と称します。

未来永劫とか億劫(おっくう)とか
落語の「寿限無」に出てくる「五劫の擦り切れ」の
「劫」のことです。

ある一つの宇宙の寿命は、
諸条件によって、
その長さが変化しますので、
三次元的な時間として表現するために
30種類ものカルパの種類が説かれています。

その一つに、
天女の喩えがあります。
インドの単位で1ヨジャナ (約11.3~14.5km)の幅と奥行き、高さの岩山があるとします。

その山に
一万年に一回
(三年に一回とか百年に一回と説く場合もあります)だけ
天女が降りて来て、
山の上を羽衣の袖で
一回撫でます。

すると
岩の分子が
いくつか擦り減ります。

それを繰り返し、
岩山が
地面と同じ高さに磨り減るまで
繰り返す
気の遠くなるような時間が、
ちょうど1カルパに相当するという話です。

クリシュナは、
すでに時空間を超越した存在です。

さらに
宇宙開闢以来のすべてを記録するアカシックレコードを読める状態ですので、
すべてを知っていると言えるのです。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 1
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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