神の詩 第四章七節 1

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神の詩 第四章七節

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「バーラタ王の子孫よ、法(正義) dharmasyaが衰えて非法(不義)adharmasyaがはびこる時、私はいつでも姿を現わす。(七)」

ここで
現代科学の視点から
見てみましょう。

この宇宙が
赤いリンゴだとすると、
物質世界は
表層の赤い皮です。

私たちが
日常の顕在意識で到達できるのは
この表層の赤い部分だけですので、
現代科学は
ずっと赤い皮だけが
この宇宙のすべてと信じてきました。

そして
ようやく
最近科学において
物質はすべて光であり、
エネルギーである、
物質の存在は概念上のもので
実は
エネルギーだけが存在する
ということまで
推定されるようになりました。

ようやく
リンゴのなかに
薄黄色の実質があることが
わかるようになってきました。

物質とエネルギー。

これですべてを説明出来るのでしょうか。

満天の星空を見ると、
そこには
悠久の昔から寸分違わず
各々の軌道を正確に回る星々が見えます。

物質とエネルギーだけあれば、
これだけ完璧に調和できるのでしょうか。

「物質とエネルギー」の背後には
宇宙の知性・叡智に裏打ちされた
法(ダルマ)
が存在しています。

ダルマdhrmaは、
サンスクリット語のdhr(支える)とman(~するもの)
を合わせた言葉です。

宇宙のすべてを支える根本となっているものです。

先ほどのリンゴの喩えに戻りますが、
リンゴの中には皮と果肉の
さらに中心に、
芯と
将来大きなリンゴの木になる能力を持った種子が存在します。

リンゴの芯に相当する部分は
エネルギーを越えた意識です。

種子は、
真我であり、
神の中心、愛の中心部分でもあります。

これが
リンゴ全体を
ダルマによって統括しています。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 1
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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