神の詩 第四章十節 1

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神の詩 第四章十節 1

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「執着と恐怖と怒りを離れて、私に心を注ぎ、私に帰依し、叡智という火(の苦行)で清められた多くの者が、私の本性に達した。(十)」

ここは
瞑想の大切な心得にもなっている部分です。

人が
至高の境地に達するための
直接的な方法が示されています。

「執着と恐怖と怒りを離れて」

執着
恐怖
怒り

これら三つの要素は、
無智という土壌で
低次の自我という栄養素があるところで
よく育ちます。

この三つから離れることは、
真我を見出し、
合一するための
必須条件となります。

「叡智という火(の苦行)」とは、
肉体の感覚器官を使った喜びを滅すること
を示します。

これが
低次の自我を持つ者にとっては、
苦行となります。

楽で気持ち良いものを
手離さなければならないからです。

この苦行は、
叡智を持って行うことが出来ます。

叡智によって
この苦行の目的が
感覚器官による影響から、
心を引き離して浄化することにあることが明確になるのです。

低次の自我にとっては
苦行であっても、
高次の自我にとって
叡智を獲得していくことは至福でもあります。

それは、
例えば、
何か技術を習得する時に
厳しい修行をすることに似ています。

修行自体はとても苦しいものでも、
その修行によって
確実に
技術が向上していきます。

スポーツでも、
厳しい練習をしても、
それが苦痛だとは思わないでしょう。

それは、
練習すればするだけ技術が向上し、
その技術を活かせた時の
至福感があるからです。

叡智は、
宇宙意識に到達するための燃料のような役割があります。

長く困難な光の道を進む上で、
定期的に燃料補給が必要なのです。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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