神の詩 第四章十二節 2

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神の詩 第四章十二節 2

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「人々は、この世で行動の成功を願って、神々を礼拝する。この人間界では、行動の成果はすぐに得られる。(十二)」

続きです。

「人々は、この世で行動の成功を願って、神々を礼拝する」

地上界においては、
自分自身だけの力で成し遂げたと思っていても、
必ず
見えない背後には
その行動を支え、
助ける霊的存在たちがいます。

それらの存在を
無視することも一つの選択ですが、
高次元の存在たちを敬い、
自分の崇高な目的のために助力を願い、
祈ることによって
より高い成果が得られます。

思いは
実現する世界において、
どれだけ清らかな動機を持つかは、
とても重要になってきます。

例えば

神社は、
地上界と霊界を繋ぐ
橋の役割を担っているのですが、
多くの人は、
物質界中心に物事を考えがちになります。

そのため、
御賽銭の金額を気にしたり、
願い事も
現世の利益や利己的な欲を表したものが多いのです。

これらが悪いわけではなく、
その動機が重要なのと、
霊界に対する理解を深めていれば、
より良い礼拝になると思います。

また
大安、仏滅、赤口などの六曜を盲目的に信じて、
日によって
あらかじめ「吉」「凶」などの差をつけますが、
この日々の吉凶自体には
意味が無く、
これは
縁起の大切さを思い起こさせることにだけ
意味があります。

また、
「一粒万倍日」や「天赦日」などのように
特定の日を
特別視する風潮も見られます。

これらは、
実際に一万倍の御利益があるわけでありません。

これらの特別日の設定は、
人々に
一日の時間の大切さを再認識させて
丁寧に時間を過ごすことを覚えてもらうためにあるものです。

そもそも
ほとんどの人が思い描く御利益は
自我による欲望が大部分ですから。

釈迦大師は、
「吉日良辰を選ぶことなし」
と説いています。

これはすべての日、
すべての瞬間が貴重であり、
そこにあらかじめ良し悪しは無い
という意味です。

人の顕在意識の狭い視野で見ると、
災難に遭った日が悪い日とみなしがちですが、
苦難が
実は、
負のカルマを解消したり、
将来の善い流れのきっかけになることもあるのです。

皇室では、
仏滅に結婚の儀を執り行うことがありますが、
六曜のような迷信には左右されることが無い
ことの意志表明となっています。

最近は、
自分の不注意を、
水星逆行など星の配置のせいにする風潮も見られますが、
この星の運航の影響も
人の心に
「衝動」
という形で影響を与えるのですが、
意識を深く持つ人にとっては
何ら影響を及ぼすことはありません。

次は

「私はグナとカルマの配分の違いをもとにして、四階級を創造した。これを作ったのは
私であるが、私には行動も変化もないことを知れ。(十三)」

よく内観してください。

四階級に関しては
すでに
第一章から第三章までで説明済みですが、
ご自分で人に教える時には
この一節を
どのように表現するのかを考えてみてください。

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最近は私の説明よりもわかりやすいものが多く
さらに多角的な視野から俯瞰できるので
楽しみにしています。

光の魂たち 植物編 人の霊性進化を見守る植物たち
森井啓二
きれい・ねっと
2018-11-11


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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