神の詩 第四章十三節 1/6

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神の詩 第四章十三節

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「私はグナとカルマの配分の違いをもとにして、四階級を創造した。これを作ったのは

私であるが、私には行動も変化もないことを知れ。(十三)」

これから6日かけて
この節を解説していきます。

すでに四階級については
説明済みなので
別の角度からお話ししていきます。

ここでもう一度
グナについて言及しておきましょう。
グナには三つの性質があります。

三つのグナは、
サトヴァ(善性・純性)、
ラジャス(激性)、
タマス(鈍性)
です。

この宇宙は、
この三つのグナのバランスと相互作用によって
創造されています。

そのため、
あらゆる創造物には、
この三つのグナの性質が存在しています。

進化の過程でも、
退化の過程でも、
これらのバランスの動きが必要になります。

これら三つの均衡がとれている時には
平穏であるものの、
少しでも不均衡が生じると
その差異が変動を生み出し、
あらゆる種類の形態へと発展していきます。

それがこの宇宙を形成していて、
私たちのいる地上は
三つのグナによって複雑に形成された末端部分になります。

つまり
グナの観点から見ると、
私たちを含めすべてのものは、
この三つのグナの均衡によって作られています。

三つのうちの
サトヴァとタマスは
互いに対立する性質を持っています。

ラジャスは、
これらの両方を補足できる性質があります。

サトヴァは、
創造的・進化へ向かう性質を持ち、
タマスは
破壊的・退化へ向かう性質を持ちます。

「グナとカルマの配分の違いをもとにして、四階級を創造した。」

三つのグナの性質のどれが優勢であるかによって、
階層が形成されます。

続きます。


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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