今月上旬におこなった神社参拝ツアーで明治神宮に引き続きお参りしたのが、渋谷区神宮前の「東郷神社」です。原宿の竹下通りに程近い、閑静な敷地にございます。
当日は、明治神宮から最短で歩くため、原宿の路地裏と竹下通りを通って、本殿脇から境内に入りました。
もう一つの経路、明治通りから境内に進みますと、神池や記念館などを横目に見つつ大きく湾曲するような坂を登りますので、印象はまた大きく変わるのではないでしょうか。
当社は、ツアー後記でも書かせていただきましたが、参加者の皆様が軒並み、“とても落ち着く”とおっしゃていたとおり、心静かに過ごすことのできる聖域です。
御祭神は、明治・大正・昭和にかけて国に奉じた“東郷平八郎命(とうごうへいはちろうのみこと)”です。
「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」という、ご生前、艦隊の部下たちを鼓舞したとされる言葉が有名です。
本日は、本殿にて祈った際の神の御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
***
「何か自由に身をこなす(=振る舞う)ことは、けして緩(ゆる)めることではなく、むしろ、“折り目正しく” すべきことを真っ当におこなうことが、何につけても(何をおいても)基礎となるでしょう。
この “折り目正しさ”の意義とは一体何か。
それは、人には日常において本分(=当然するべきこと)もあり、さらには、組織のなかでの役目も少なからずあることでしょう。
順当(順調)にものごとを進めていくには、大小あらゆる場面で、それら至極当然のごとくの(するべき)行動がある。これを、日頃より心得る者は、心の隙間ーーー すなわち、緩み、怠惰な誘惑、それらを意識せずとも退(しりぞ)けることができるのです。
このような積み重ねは、言わずもがな、結果、得られる物事も変わります。
それは、世に言うところの“成功”かもしれない。あるいは、命の危険を回避したり、さらには人との良き絆(=結束)を得られるかもしれません。
隙間は、“すき魔”でもあり、“巣喰(すく)う魔”と考えれば良いでしょう。人間、肝心要(かんじんかなめ)の芯、すなわち、人間の根源である魂こそは、けして魔に取られてはならぬのです。
大事なことは、自らを律することです。
この世をより良くするための強き意志と覚悟を己のもっとも中核なる魂に据え、そしてさらには、心赴(おもむ)くままに今生を楽しめば良いでしょう。
そしてもう一つ、大事なことは、とかく今や、人々は誠に窮(きゅう)し心に余裕がありません。
いがみ合い、口汚く罵(ののし)り合い、人の喜びや成功すら喜べないーーー これは実に哀しき有り様です。
これらの世から生み出されるものに、高尚なものはありません。
“共鳴”の言葉があるとおり、醜(みにく)い音からは、醜い芸術(=音楽)しか生まれないのです。
(神は少し笑みを浮かべました。)
世を見渡せば、無論悲嘆は尽きず、この国の行く末を案ずる(心配する)念も易々(やすやす)とは消えません。
ですが、この世に生まれ、そして今日もなおその貴重なる“生命(いのち)”が存続していること、これ以上の幸せなどはないのです。
ですから、今まさに自らの命をこの世に輝かせている者の一人として、命への“礼讃(=称えること)”は欠かせません(※天からは、一人ひとりの魂はすべて美しく輝いているそうです)。
その礼讃とは一体、何か。
それは、少しでも明るき笑顔にて闊達(かったつ)に、そして優雅なる(=余裕感のある)姿にて、今生日ごと得る、あらゆる人々との大らかなる“睦(むつ)び(=親しくすること。和睦)”を現してまいることです。」
(次回②海の宮 に続きます。)
***
※応援して下さる方は、下の2箇所のクリックをしていただけますと、大変励みになります。
■精神世界ランキング
■人気ブログランキング
※ご質問はコメント欄へお寄せください。
内容を拝見し、お答えが可能なものに関しては、順次ブログにて回答を掲載させていただきます。
***
Source: 神々からのメッセージ
コメント