風邪くらいなら近くの内科でいい
なので、引っ越しをするたび、
また、通勤途中のクリニックなど、
あちこちの医院にかかっていた
あとは、
「この先生はちょっと...」とか
今となっては、しっかりと
「“かかりつけ医”を決めておいた方がいい」
と思う
2020年、厚生労働省では、
『受療行動調査』というものをおこなった
『受療行動調査』とは――
厚生労働省が3年おきに実施している調査で、
全国の医療施設を利用する患者に
診療などの状況や
受けた医療に対する満足度などを聞き、
患者の視点に立った今後の医療のあり方を検討し、
これからの医療をより良くするための
基礎資料となるとても重要な調査
その一部に、
“外来患者が医療機関を受診するときの、
情報の入手先”
というものがある
【医療機関を受診する際の情報の入手先】
2017年 → 2020年
○家族・知人・友人の 70.6 → 70.1
口コミ
○医療機関が発信する、 21.2 → 23.5
インターネットの情報
○医療機関の相談窓口 16.3 → 15.6
○医療機関・
行政機関以外が発信する、
インターネットの情報 12.0 → 14.0
(SNS・電子掲示板・
ブログの情報含む)
○医療機関の看板や 5.0 → 5.7
パンフレットなどの広告
○新聞・雑誌・本の記事や 5.3 → 4.7
テレビ・ラジオの番組
○行政機関が発行する、 3.3 → 3.8
広報誌やパンフレット
○行政機関が発行する、
インターネットの情報 3.4 → 3.2
(医療機能情報提供制度*など)
○行政機関の窓口 2.3 → 2.3
○その他 10.5 → 10.6
※複数回答(%)
*)医療機能情報提供制度とは――
2004年4月1日からの
第五次医療法改正**に伴い
実施されている制度
医療機関の機能情報を都道府県を通じて
住民らに公表する
**)第五次医療法改正とは――
2004年4月1日、
“良質な医療を提供する体制の
確立を図るための
医療法などの一部を改正する法律”が
施行された
これを、“第五次医療法改正”という
アンケートはおそらく、がんに限らず、
様々な疾病で医療施設を利用した場合の
調査結果だろう
これを見ると今の時代、
情報源はやはり“インターネット”のようだ
私たちも「がん」と言われ、
ブログやSNS、
医療機関のホームページなどで
治療やその経験を調べた人も多いだろう
そんなネットの時代は、
簡単に情報を手に入れられる反面、
知りたくないこと、
知らない方がよかったことも目にすることになる
また、残念なことに、
正しくない情報もあふれ返っているのが現状だ
「あそこの病院、いいよ」
「都会のもっと大きな病院に
行った方がいいんじゃない?」――
がんになると、
周囲からそんな声をかけられることは多い
それこそネットで、
病院探しをした人もいるだろう
私の場合は、探すだけの医療機関がなかった
それは、この地域に
がん治療をしている病院が
ひとつしかなかったから
もちろん、都会の病院にも憧れた
が、現実問題として、行けない
それは、遠すぎること
そして、費用がかかりすぎること
それに、標準治療なら、
どの病院でも同じだと思った
手術も乳房を取るだけ
内臓に隠れた、
難しい腫瘍を摘出するわけでもない
私は恵まれている
この地域に、
がん治療ができる病院があるから
北海道は広い
地方から泊まりがけや
片道2~3時間かけて
通院している人たちも少なくない
それを思えば、
今の状況は充分すぎるほど充分だ
「私、東京の有名な病院で手術したけど、
先生には不満ばかりだった」
と、言っていた乳がん患者のかたがいた
たとえ有名な病院であっても、
不満は出るものなのだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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