2022年2月10日
「豊穣とは、穀物がたわわに“実る”ことです。
これは古(いにしえ)の人々の願いでもあり、その実りの如何(いかん=状況)によって、その年の運不運を決定づけるほどの、誠に大きな出来事でありましょう。
この世は、様々な状態を地上に現わしますが、その一つとしての“結実”を、人は求めてやみません。
しかしながら、そこに至るまでの道程はひとかたならず(=単純とはいかず)、幾度も試み、そして幾度も損ずる(=失敗する)、まさに紆余曲折の歩みとなります。
実るには、相応の物事の“積み重ね”を必要といたします。
人は得てして、結実へと心を傾け、そこに至る道程を軽んじ、いつしか忘れ去る。
ですが、虚(うつ)ろな心には、何ものも実を結ぶことはないでしょう。
厳しき寒さの大地に、ひっそりと潜(ひそ)む一粒の小さな種子ですら、すでに知っていること。
いつしか芽吹くその日まで、命をけして絶やさず、芽吹きに欠かせぬことをひたすらに成しゆく、この健気な姿にこそ、あなたがたは気づかねばなりません。
結実の前の、その道のりにこそ、あらゆる生命が豊かに息づくことを。」
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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