肛門科医おすすめの痔の薬(軟膏/坐薬/内服薬)の使い方①〜保存版!〜

内科医

■一般的には内痔核(中のいぼ痔)には坐薬(固形のロケットみたいな形のやつ)でも注入軟膏(ノズルがついてるやつ)でもOK
※ご自身が使いやすいほうで😊
ただし、坐薬のほうが圧倒的に種類が少ない💦 

外痔核(外のいぼ痔)は軟膏を出すことが多い。外の腫れには直接軟膏を塗っていただきたいから。
※注入軟膏タイプならそのままつけちゃってOK。手を汚さなくて済む😊
※ガーゼに出して、そのガーゼをお尻に当ててと指導する施設もある。
※個人的には、外痔核(特に血栓性外痔核というめちゃめちゃ痛いとき)のときは中もそこそこ腫れてるので、外に塗って、残りは中に注入をオススメしてます🙆

裂肛(切れ痔)は、坐薬(固形のやつ)だと傷に当たって痛いととおっしゃる方もいるので、注入軟膏を出すことが多い。←私は。
※坐薬がいけないわけではない。
※裂肛の場合は外に塗っても効かないです。際から中の傷に届くように、注入してください。

いぼ痔が切れ痔かわからなくても、とりあえず薬使っとけば治ることが多い。(基本的にいぼ痔にも切れ痔にも効く🙆)
※いぼ痔と切れ痔、両方ある方も多い🍑

坐薬+軟膏というパターンもある。
処方薬だと「出血に効果的な坐薬+軟膏」がよくあるパターン。坐薬の先端に軟膏つけて(潤滑油みたいな役割)お尻に挿入。
※個人的には、その後余った軟膏も注入しちゃうことをオススメしてます(もったいないので…😅)

■夜に入れた坐薬が潤滑油みたいな役割をして翌朝の排便がツルンと出しやすいという効果も💩

このテーマめっちゃ長くなりそうなので、何回かに分けます💦

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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