乳がん患者の気持ち

「乳がんです」と告知されたとき、

「私、死ぬの?」
「いつまで生きられる?」

そう思う

頭を過ぎるのは、

家族のこと、
仕事のこと、
まだまだやりたいこと...

がん治療は、副作用との闘いでもある

それだけのつらい治療をしても、
その先にある“完治”という目標は
ぼんやりとしか見えない

不安との闘いは絶えない

『がんは、早期なら完治も可能』

そう言われるようになった

が、実際に自分がその立場に置かれると、

「本当に“完治”なんてあるのだろうか」

と、思うこともある

がん患者の社会復帰も、
以前よりは理解されるようにはなった

が、実際には未だ蔑視は多い

それほど、未だ“がん”という病が
理解されていない証拠だ

『日本人の2人ががんになる』

そう言われているのに...

誰がなってもおかしくないのに...

「あなたががんに罹ったら、どうしますか?」

「あなたががんになって、
 同じことをされたらどう思いますか?」

たくさん悩んで、

たくさん涙を流して、

たくさん不安を抱えているがん患者

きっとみんな、
そんな思いを隠しながら生きているんだよね

人前で元気なふりするの、
しんどいときあるよね

家族の前で大丈夫なふりするの、
つらいときあるよね

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Source: りかこの乳がん体験記

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