本日、今上天皇(令和天皇)が、62回目のお誕生日を迎えられました。
令和の時代に入ってから、未曾有の出来事が頻繁に起こり、先行きの不安を、どの方も少なからず感じておられるのではないでしょうか。
ですが、これまでの日本の歴史においても、国の存続を揺るがすような困難を極めた時代が幾多もあったはずです。
それでもわたくしたちの祖先は命を繋ぎ、その都度、国の泰平へと発展してまいりました。
この道程には、脈々と続く天皇家の存在が、国家の体制としても、また民の心の拠りどころとしてもけして欠かすことはできません。
2022年2月23日の天皇誕生日に寄せて、皇室を守る神よりの御言葉を謹んでお伝えいたします。
Rinokia
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「“守る”とは、何より強き意志を伴います。
単に安穏(あんのん)と日々を過ごすのみでは、ただ一つのことでさえ守ることが叶わぬでしょう。
遠き祖先より連綿と受け継ぎし大切な事柄を守り、そしてさらに次の世代へと繋げゆく、この姿を示す者こそ、真に強き者です。
では、その強さと一体なにか。
強さは、他を圧倒することではありません。ましてや、他と比して優劣をつけることで己の安泰を図ることでもありません。
それは、自分の存在も、そして他のあらゆる存在も同等に尊び、そしてそれら互いの“和合”を成すべく、自らを常に正しく律し愛深く振る舞うことのできる、その美しき光の姿です。
この姿は、日ごと早馬ように進歩していく時世にあっては、あたかも亀のごとくに歩み続けるような遅々たる様(愚直な様)に見られるかもしれません。
ですが、その歩みとは、地に足をつける、いわば、何があろうとも揺らがず、目的を見失わず、着実に歩(ほ)を進めていく、まさに堅実たる意志力の賜物です。
元来この国では、先人たちが自らのありどころ(=本分・領分)をしっかりとわきまえておりました。
それは何もかも、すべては天の神々の采配であり、自然も含めた大いなる意思のさなかに、自らが生かされていることを、過酷な(環境の)さなかにも心得ていたゆえです。
だからこそ、その神々の大いなる采配の下(もと)にあっては、他を出し抜くこと、優劣をつけること、貶(おとし)め合うことには、まるで意味を成さなかったのです。
生かされた存在であるからには、今、自分はいかに生きるべきか ーーー
感謝の念、謙虚な心から出される“真心”こそ、現在の天皇家になお受け継がれる精神です。
ですが、これらの精神は、けして他に強要するべきものではありません。
ゆえに、天皇家という日本古来の儀式に則り、民に寄り添う形で、古来、祖先が大切にしてきたことを守り受け継ぎ、その大和(やまと)の心を“示し続ける”ことになったのです。
この気根(=根気)を、わが民らもまた、けして失ってはなりません。
他を駆逐することなく、ただひたすらに、古来先人たちの叡智を受け継ぎ、守り、そして、来たるべき時代へ向けて結集するその真の底力が、今後まさに問われていくでしょう。」
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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