夏の危険その1:犬:夏の車内の危険性

その他

ついに本格的な猛暑。

犬は呼吸で体温調節を行う動物です。
そのため急激な気温の上昇には、体が付いていけません。

米国ジョージア州である男性が、
炎天下の熱い車内に閉じ込められて苦しんでいる犬を見つけました。
このまま放置すれば、犬は確実に死に至ります。
周囲に飼い主は見つからず、
車の窓ガラスを叩き割って犬を救出しました。
犬の命は助かりましたが、
犬が死ぬのを見殺しに出来ず、やむなく行動に出たこの男性は、警察に逮捕されました。

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米国テネシー州では、2015年7月から法律を改正。
赤ちゃんや子どもを助ける目的で他人の車の窓ガラスを破ることを認めた法案が可決し、
動物救助に対しても適用されることになりました。

まず警察に通報して、飼い主を探しても見つからない場合、
炎天下で車内に取り残された動物を車を壊して救助しても、
民事上の責任は問われなくなりました。

真夏の車内では、たった数分の放置でも、
犬にとっては命取りになることがあります。

これは警察犬Zaneちゃん。
暑い日のパトロール中の車の中に置かれ、
死亡しました。
polisk9Youtube/LamieDean


炎天下の車内では、
あっという間に気温は、
60℃にまで達します。


窓ガラスを少し開けていても、
気温はぐんぐん上昇していきます。

次の2つの動画は、それぞれ獣医師が車に乗って
どれだけ暑くなるのかを身を持って実験した動画です。

こちらはNFLのスターが犬の代わりに挑戦です。

当たり前のことですが、

暑い日に絶対に犬を車内に残したまま
ほんのわずかな時間でも
放置してはいけません。

犬は特にほんの数分で熱中症になってしまうこともあります。

特に、
パグやフレンチブルなどの短頭種、
シベリアンハスキーなどの寒い地方の犬、
高齢犬と若齢犬
過度の肥満犬
心臓疾患や呼吸器疾患などの持病を持った犬
などでは厳重注意です。

もし、車に閉じ込められて苦しんでいる犬を見つけたら、
警察に通報する。
車の持ち主を探す。
お店の駐車場であれば店長にアナウンスを要請する。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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