2022年3月6日
「何かを成し遂げるには、その目指す“的”（目的・目標）へと、自らの意識を真っ直ぐ向けていかねばならない。
そしてまた、成就までの道のりには、迷いが生じてなお迷いの軌道を直す、その志（意志）が何より欠かせない。
何かを得る、望みを叶える ーーー これらはすべて、己の力のみならず、ここにまつわる幾多の存在によって成されるものである。
人間は、長らくの歩み（＝人類の歴史）のさなかに、数え切れぬほどの戦利品を獲得した。
しかしながら、種（しゅ）の生き残りを賭（か）け、望む物事を得ていくその道程には、幾多の尽力、そして生命が費やされたことを、けして忘れてはならない。
だが、己の暮らしを充足させ幸福を得るさなかに、あろうことか忘却したのが、人間という生命が、幾多の生命によって“生かされている”という敬虔な心である。
それらの心を忘れた末に侵された、今や荒野のごとく憐（あわ）れなる地球の姿である。
人類が目指す先へと歩むさなか、その思考・行動が迷妄すれば（＝道理を忘れ、誤った考えをすれば）、それはすなわち、世界を巻き込む“動乱”となるであろう。
傷つき、悲しみに暮れ、憎しみ合う先に、人が求めるものは、一体何なのか。
迷妄によって目的が導き出され、そしてそれらが叶えられた暁（あかつき）に、人類が獲得するものは・・・“負の遺産”以外にあり得ない。」
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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