禊祓（みそぎはらえ）の神よりのメッセージ【人生の“両輪”】

「人は地上に生まれて以降、日々成長し歩むそのさなかに、様々な出逢いと、思い得ぬ（＝予想外の）出来事を幾つも経ていくだろう。

生きる世界が、幼き頃より徐々に広がり、多様な人々と関わりが増えるにつれ、自らもまた新たな思考が形成されていく。

人は影響し、そしてまた、大きく影響を受ける。

親から始まり、人生の折に出逢いゆく、友人、同僚 ーーー

ゆえに、人格に少なからずの影響をもたらす、これら縁をひく人々との出逢い（関わり）はいかに要（かなめ＝重要）となることか。

しかしながら、影響を受けることは、無論、良いことばかりではないだろう。

時には、“暗く影を落とす”のごとく、人生、あるいは人格に良からぬ影響がもたらされることもある。

ゆえに、いつ何どきも心研ぎ澄ませ（＝注意深く）、己の身を禊（みそ）ぐこと、そして自らに寄せられた“邪”を祓（はら）うことこそ、人生の歩みには欠かせない。

地球は、奇跡の社（やしろ＝聖地）。

人間の生命をもつ魂たちが、互いに学び合い、新たな物事を獲得し、その道程を“積み重ねて”ゆける場。

そしてまた、己の心身を禊ぎ、祓ることの叶う場（※神社仏閣や、自然などです。）が、同じく（地球に）幾多もあるではないか。

地上にて人生を歩むことは、（獲得と禊祓の）まさに“両輪”でもある。