神の詩 第五章六節 4

神の詩　第五章六節　4

「しかし、アルジュナよ、行動のヨーガを実践しないで、行動を放棄することはむずかしい。行動のヨーガで意識を統一した聖者は、すぐにブラフマンのもとに行く。(六)」

続きです。

行動のヨーガには、
霊的訓練を最大限に活かすための
心身の調和をとるような内的行動
と
外の世界での活動を通して
愛と調和と忍耐を学んでいく外的行動
の二種類があります。

クリシュナが、
最初に行動のヨーガを勧めたのは、
心の浄化するための最も確実な方法だからです。

瞑想を始めたばかりの初期のうちは、
瞑想の他にも、
仕事、
奉仕活動、
祈り、
聖典の勉強、
心身の浄化
などにも時間を費やすことが必要になります。

日常生活においては、
無意識的な行為や機械的な行為を避け、
常に
意識的に
丁寧に心がけること
が大切になります。

人との付き合いも
有益な友人を選ぶべきです。

また、
自己責任を回避するような態度や
盲目的に人に頼る姿勢もよくありません。

常に自分の行動に自信を持って、
目覚めている感覚を保つこと
が大切になります。

続きます。

森井啓二

きれい・ねっと

2022-04-22

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Source: ひかたま（光の魂たち）