そもそも
乳がんの治療をはじめてから体調が悪い
厳密には、
ホルモン治療開始から10日後くらいから
副作用を感じはじめた
（一番初めに自覚した副作用は、
喉の違和感だった）
さらに約1か月半を迎える頃には、
ホットフラッシュがはじまる
2か月．．．3か月．．．と、
副作用はひどくなるばかり
ホットフラッシュに関しては、
1時間に十数回、
激しい寒さと激しい暑さを繰り返していた
あれから私の身体は元に戻っていない
体調は悪いままだ
悪い中でも、良いときと悪いときがある
その波は定期的に繰り返される
そんな今、まさに低調期
けっこうしんどい
こればかりはどうにもならない
体調が良くなる薬があるわけでもない
ただ浮き上がるときが来るのを
待つだけである
そんな低調のときは、
なにかとミスを繰り返すもので．．．
集中力も欠如するからだろう、
物忘れも多くなる
（最近、「認知症か？」と思う）
気づくと、おかしなことをしている
それはまるで、
自分の意思ではないかのように
今日はやけどをした
しかも、
腋窩リンパ節郭清をした左手
みそ汁もぶちまけた
お蔭で、床はべとべとだ
こんな自分がほとほと嫌になる
「きっと、一生、
体調が良くなることはないのだろうな」
そう思ったら、
これから生きていくことが、
なんだか遣りきれなくなった
久し振りに、大泣きしたい気分だ
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Source: りかこの乳がん体験記
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