そうこうしているうちに
買い物に行っていた母が帰宅
『ヤバい、あんな状態の台所見られたら、
またなにを云われるか...』
父に「出てけ!!」と云われ、
口喧嘩の末、夕飯の支度のため
切っていた野菜と包丁を放ったまま
2階の部屋に上がってきていた
母に文句を云われるのを覚悟で、
少し時間をおいてから居間へ下りて行った
「なにさ、あんたんたち、
喧嘩したんだって?」
私の顔を見るなり、
いきなり母が云ってきた
『え...、なんで母が知ってるの?』
どうやら父、
母が帰ってきてすぐにチクったらしい
「喧嘩もなにも、
“出てけ!!”って云われたんだよ!!」
と、私が云うと母は、
「“出てけ!!”と云ったのは
聞いてないけど...」
って...
なんと、父は、
自分が被害者みたいなふうに
母に伝えたらしい
自分に不利になるようなことは、
一切話していないんだね
汚いオトナだ
あんなのが父親か...
なんだか情けなくなってきた
「まぁ、単なる“親子喧嘩”なんだから、
気にするんじゃない」
と、母
『え? これって、“単なる親子喧嘩”なの?』
私は相当傷ついた
“単なる親子喧嘩”だなんて、
そんなに簡単な言葉では済まされたくない
死のうとまでしたんだよ
あのとき、本当に死んでいたら...
父はなにを感じただろうか
自分が云ったことに、
後悔しただろうか...
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Source: りかこの乳がん体験記
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