『日本人の2人に1人は
生涯、なんらかのがんになる』――
日本人の半分ががんになるのだから、
衝撃的な数字だ
が、これ、いつから
“2人に1人”と言われているのだろう...
私が乳がんになった15年前
たぶん、
すでに“2人に1人”と言われていたと思う
4人家族の我が家は、
母と私の2人ががんに罹患
“データ通り”というわけだ
が、感覚的には、“1.8人に1人”...
いや、もっとだろうか、
増えているような気がするのだ
たとえば、
乳がんだけで見るとこの15年の罹患率は、
・23人に人(私の乳がんがわかった当初)
⇩
・20人に1人(治療をはじめてまもなく)
⇩
・18人に1人
⇩
・16人に1人
⇩
・15人に1人
⇩
・13人に1人
⇩
・11人に1人
⇩
・9人に1人(現在:2年ほど前から)
...と、目まぐるしく変わっている
ちなみに、今から30年以上前では、
乳がんの罹患率は30人に1人だった
特に13人に1人から、
現在言われている9人に1人になるまでは、
ほんの4~5年
その罹患率はすでに欧米並みである
これほどまでに増えているのに、
未だ『日本人の2人に1人ががんになる』と
言われているのは、
今の罹患数を見越してのことなのだろうか
これほど多くの人たちががんになる時代
しかもがんは、
今では“生活習慣病”とも言われている
もちろん、食生活や運動不足、
過度な飲酒や喫煙ががんの発症の要因であるとすれば、
“生活習慣病”と言えるのかもしれない
が、がんになった私からすると、
「こんなに恐ろしい病気が、
“生活習慣病”なのか?」
と、思ってしまうのだ
日本人の2人に1人ががんになるのなら...
“生活習慣病”であるのなら...
がんは、“特別な病”ではないはずだ
実際、
「がんは治る病気になりつつある。
特別な病気じゃない」
そういう人もいる
が、時に命を脅かし、
治療も簡単ではない
そのつらい治療を乗り越えても、
再発の可能性はある
完治はどこにあるのか...
そんな“がん”という病は、
やっぱりどこか特別だと思うのだ
がんに罹った患者さんたちは、
誰もが不安な思いで日々を過ごしている
患者会のような場所が必要なのも、
きっと“がん”という病が
簡単に治るものではないから
多くの患者さんに会うと、
「やっぱり“がん”は特別な病気だ」
そう感じるのだ
【本日のおまけ】
朝の空
ほんの少しの彩雲
うっすら光芒も降り注いでいる
そして夕方は...
きれいな夕空
一日のはじまりと一日の終わりに
素敵な空に出逢えたことに感謝――
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Source: りかこの乳がん体験記
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