≪私の記録 115≫ デポ注射 13回目 / 揺れる思い

    2007年12月25日(火)

デポ注射 13回目

クリスマスなのに、病院か....

    2007年12月26日(水)

悲しい...

両親に孫を抱かせてあげられないんだ...

悲しい...

涙...涙...号泣...

淋しい...

独りでいたくない...

    2007年12月27日(木)

午前中は少し身体が楽だけど、
午後→夕方→夜と、
体調が悪くなっていく

昼はやることもいっぱいあって気も紛れるけれど、
夜になるといつも心が風邪をひく

悲しいよ...

もう何度、
“悲しい”という言葉を使っただろう...

もうイヤだ!!

デポの痕も汚くて、
おっぱいもくぼんで、
放射線の痕も残って、
手術のときの色素注入のための
20個くらいの針痕も全然消えなくて...

ほかの人から見れば、
ほんの些細なことだけど――

自分でも、
「こんなちっぽけなこと」って
思うけど――

でも、その些細なことひとつひとつが
病気と結びついて
大きな不安に変わってゆく

    2007年12月28日(金)

自分のことだけを考えたら、
彼と結婚できると思う

彼の立場になって考えても、
結婚はできると思う

でも、状況を考えたら、
それはできないことだと思う

若いご夫婦が小さな子どもを連れて
しあわせそうにしている家族の姿を見ると、
耐えられなくて...

人生に於いて、
“100%できないこと”ってあるんだね

本当は、こんな身体で生きていることが、
女としてすっごく惨めで、

「こんな身体で生きていていいの?」

って、後ろめたさでいっぱい

既に結婚をして子どもがいたら、

「子どものために生きなきゃ」

って思えるんだろうけど、
今の私には守るべきものが何もないから...

だから余計に弱いのかもね...

    2007年12月29日(土)

今日は、彼と、彼の友だち2人と、
4人で忘年会

友だちの1人はショッピングセンターの駐車場で
2度ほど会っているけれど、
もう1人の友だちは、
乳がんの手術後、会うのは初めてだ

1年前の忘年会では、彼が、
「りか、乳がんになっちゃって...」と、
衝撃的な告白をしたっっけ...

そのときはまだ告知後間もなくて、
私も心の整理がついていないときだった

    2007年12月31日(月)

今日は大晦日だ

1年前は、手術を待っている時期だった

時が経つのは本当に早いものだ

いつもなら大晦日は、
彼の家で過ごすか、
私の家で過ごすかしているけれど、
今年は彼の家に親戚が集まるらしく、
私はひとりで新年を迎えることになった

来年は、何かいいことがありますように...

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Source: りかこの乳がん体験記

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