肝臓がんのお薬シリーズ：レンビマ２

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みなさま、おはようございます
２代目ガンちゃん先生です

今日は、お薬解説シリーズの続きです

レンビマの２です

前の記事はこちらです↓（クリックするとそのページにとびます）

肝臓がんで使用できる薬剤レンビマ
治療効果は良いが、
副作用の管理が難しい薬剤です

長期に内服する鍵について、
説明しています

前の記事では、レンビマの副作用の中身について
書きました

体のだるさ、食欲低下が一番問題になる副作用で、
いくつかの薬について、ご紹介しました

ですが、薬などだけでは、
やっぱり、うまく副作用をコントロールするのは難しい様です

そこで、
レンビマの長期内服の鍵　２です

私は、５日内服して２日お休みする内服方法をおススメしています

もともとレンビマは、お休み無しで毎日、飲み続ける薬剤です
お休み無しで副作用なく飲み続けられれば、もちろん
それで良いのですが、

副作用が出てきた場合には、５日内服、２日お休み法
わたしはウィークエンドオフ法(Weekends-off法)と名付けました

週末お休み、という意味です
・・私が命名しましたが、全然、流行っていません（笑）

私の解析では

レンビマを連日内服していて副作用が出てしまった方の
60%はウィークエンドオフ法で、副作用がコントロールできるようになりました

治療効果に関しても、
副作用のせいで、レンビマの量を減らすと、
治療効果が落ちてしまいますが、
これも半数以上が、治療効果の回復が見られます

もちろん、最初は出来る限り、お休み無しで内服に挑戦する方が良いかと思っていますが、
一番は、長く内服できるかですので、この工夫はとっても
有効です

患者さま方も、
お仕事と一緒で
平日はガンばって、この薬飲んでくださいというと、
気合をいれて内服してくれます

副作用について深く知って、
副作用に対する補助的な薬を駆使しながら、
時には、連日内服からウィークエンドオフ法に切り替える

これが、レンビマ長期内服の鍵　２です

もう一個、３がありますので、
次に書きますね

それでは、
みなさま、ウィークエンドを
ゆっくりお過ごしくださいね

肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記