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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
リザーバー研究会が終わって、ホッとしたのも束の間で、
気を抜くなと言われてるかのように、
忙しくて、
そして、
厳しい治療に向き合わないといけなくて
本当に気が抜けませんね
なんとも厳しい世界です
今日は、
癌カテーテル治療の難しさについて
ヒトの血管、動脈は
基本的な走行は決まっているのですが、
パターンがあります
Aタイプ、Bタイプ、Cタイプのような感じで
概ね多いパターンはありますが、
人それぞれ違います
その違いを、血管の破格と呼びます
例えば、肝動脈の場合、
通常、固有肝動脈から左、中、右の肝動脈に分かれるのが一般的です
つまり、
1本から3本に分かれて
肝臓の隅々まで栄養が届けられるようになっていますが、
中には、2本が3本に分かれるタイプや
もともと3本に分かれているタイプなどがあります
2本からとか3本というタイプは、
腸の動脈や、胃の動脈からも肝臓の動脈が分かれているという特殊なものです
なぜ、この動脈の分岐の話をするかというと、
すべての方が同じであれば、
いつも同じように、がんカテーテル治療をすれば良いのですが、
人によって異なるので、それに対応する必要があるということになります
たとえば、この方、
癌は肝臓の右と真ん中を中心に存在していました
動脈の撮影をしますと、
もともと3本に分かれているタイプでした
右肝動脈は、腸の動脈から分岐しています
癌の場所、栄養される動脈に合わせて、
適切にカテーテルを留置する必要があります
また、カテーテルを留置する場合には、
どの動脈にするか適切に選ぶ必要もあります
この方の場合は、
肝臓の真ん中の動脈が一部、癌を栄養していましたので、
この動脈は、マイクロカテーテルを挿入し、
肝動脈化学塞栓術を行いました
そして、メインの栄養動脈は、
カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法を行います
癌カテーテル治療では、
その時、その時の状況に応じて、
臨機応変に、対応する必要があります
それが難しいのですが、
それが、腕の見せ所にもなるのです
でも、厳しいのばかりだと、
さすがに、きついですね
もちろん、全てに対応していきますが、、
困ったものです
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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