たくさんのがん患者の方たちとお会いして、
たくさんのがん患者の方たちの話を聞いてきた
そこにはたくさんの不安と恐怖、
孤独が隠されている
がんの部位こそ違っても、
抱えている心の闇は同じ
生活している環境は違っても、
背負っている不安は同じ
それは、再発”という現実だ
「がん告知を受けたときより
再発を告げられたときのほうが
ショックだった」
と、ほとんどの人が口にしていた
再発がなにを意味するのか、
みんな理解しているからだ
『私だったらどうだろう...』
そう想像してみた
『きっと私は、冷静だろうな』
と、思っていたが、意外にも、
「わーっ」と、
大泣きしている自分がいた
「いつまで生きられるかわからない」
そう、わんわん泣いているのだ
もう充分生きてきた
子どもの成長を見守る必要もない
「未練がない」と言えば
嘘になるかもしれないが、
どこかで覚悟を決めている自分もいる
いや、実際にそうなってしまったら、
きっと足掻くのだと思うが...
万が一、そうなってしまったら、
積極的な治療は受けないかもしれない
それは、決して“諦め”ではなく
“自分らしく”生きるために
そう、最期まで
これまで、
たくさんのがん患者の方たちと
会ってきた
たくさんのがん患者の方たちの
話を聞いてきた
たくさん、たくさん考えさせられた
“がん”は、
選択肢がたくさんある病だと思った
それは治療に限らず、生き方も
みんながきらきら輝いているのは、
大変な思いをしてきたから
きらきら輝きたいのは、
がんでも諦めたくないから
ひとりひとりの笑顔が
それを物語っているのだと思う
今日の空――
とても幻想的な雲が広がっていた
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Source: りかこの乳がん体験記
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