【2019年度
がん罹患者数と部位別(上位5つ)】
上図のように、
今や年間罹患率は、
100万人を超えそうな勢い
(2018年比 18,219人増)
〖内 訳〗
≪性 別≫
○男性 566,460人
(2018年比 7,586人増)
○女性 432,607人
(2018年比 10,643人増)
○性別不明 8人
(2018年比 10人減)
≪年 代≫
○小児がん(15歳未満)
2,117人(2018年比 23人増)
○AYA世代(15~39歳)
20,624人(2018年比 186人減)
○70~74歳(がんが最も多い世代)
169,000人超
○75~79歳(次に多い世代)
168,000人超
≪日本人が一生のうちに
「がん」と診断される確率≫
○男 性 65.5%
○女性 51.2%
※“およそ2人に1人”と言われているが、
数字で見ると
“3人に2人”という日が来るのも
近いような気がする
ちなみに、
データは2019年度分が最新
2020年度は
まだ1年分のデータが揃っていない
「もう少し最新のデータが知りたい」
そう思うのだが、
なかなかそうもいかないようだ
そして“2019年”と言えば、
新型コロナウイルスが
日本で確認される前の年
“2019年に
新規がん罹患者が99,9705人”
ということは、
翌年広がった新型コロナウイルスで、
がん発見者は減ると考えられる
その理由は“受信控え”
専門家は、
「受診は“不要不急”ではありません。
基礎疾患のある方は、
これまで通り受診してください」
「がん検診を受けてください」
そう呼びかけていたが、
日本医師会の調査では(2021年9月発表)、
2021年1月の内科などの受診者は
2年前の1月の受診者より25%減
日本対がん協会のまとめによれば、
(2021年3月発表)
2019年度のがん受診者、約566万人に対して、
2020年年度は約394万人と
173万人も減っているのだ
これは計算上、
“2020年度は、
約2100人のがんが発見されない”
ということになるようだ
※がん検診率は、
日本対がん協会による調査以外に、
個々に受けている場合や、
病気の治療中にみつかる場合がある
それらを含めると、なんと、
“1万人近くの人たちのがんが未発見”
と、考えられるという
年々、増え続けているがん罹患者
来年の発表では、減るかもしれない
が、それは、嬉しいことではなく、
“発見が遅れた”という現状
そしてそれは、
“進行しているがんが増える”ということ
助かるはずの命が、
見逃されているのだ
2年後以降、がんのデータ
(発見時のステージ、生存率など)が、
悪い方へと変わりそうだ...
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Source: りかこの乳がん体験記
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