【2008年7月11日（金）】
ここから車で1時間半ほどの川湯で、
8月23～24日、
高校のときの同窓会がある
その関係で、
高校のときの友だちと
何年かぶりに連絡をとることができた
友だちは私の乳がんのこと、
とっても心配してくれた
今でも仲良くしている
クラスメイト（男子）の話によれば、
みんな心配してくれているらしい
同窓会なんて
端から行く気はなかったけれど．．．
しかも一泊だし．．．
日帰りでもいいらしいけど、
でも、病気のせいか、
なんだかみんなに会いたくなった
友だちと連絡をとれたことで、
今日はとても気持ちが充実している
しあわせで胸がいっぱいだ
涙が止まらない
子どもも産めなくて、
結婚もできるのかわからなくて、
今の私には守るべきものも
大切なものもなにもなくて、
「もう再発してもいいや．．．」
と、半ば諦めてもいた
でも、今、
「再発はイヤだ」
そう思えた
みんなの気持ちが．．．
心遣いがとても温かい
友だちは、
「これからも、
ずっと友だちでいてくれる」
と、云ってくれた
それは、私ががんだから、
同情とか
哀れみの気持ちがあるのかもしれない
でも、みんなが優しくしてくれるのなら
私はそれに甘えよう
今まで、
『ひとは孤独だ』
と、思って生きてきた
人間、結局は“一人”なんだと．．．
でも、今日、
『人との繋がりって、大切なんだ。
人は、
一人で生きているんじゃないんだ』
と、初めて感じた
今まで私って、
本当に世間に背を向けて生きていた
なにも受け入れようとはせず、
すべて排除してきた
そのほうが楽だから
鬱陶しいのがいやだった
本当にひねくれ者だ！！
しかも、重症の．．．
人って、温かかったんだね
病気をしてよかった．．．？？？
とりあえず19日、
クラスメイト4人で会うことになった
（うち2人は男子なので、
友だちとは
あまり突っ込んだ話はできないかな）
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Source: りかこの乳がん体験記
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