おはようございます。
日々投資をしていると株式などのリスク資産ばかりに目が向きますが、投資を始めたばかりで現金をたくさん保有している人であれば、無リスク資産の持ち方についても考える必要があります。
無リスク資産の代表格は言うまでもなく「銀行預金」ですが、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンクの普通預金金利は0.001%と全く期待できません。
無リスク資産と言うからには元本保証であることが重要ですが、それを満たす金融商品として「個人向け国債変動10年」は十分に検討に値します。
特に、昨年12月に日銀が実質的な金利上昇に踏み切ったことを受け、今現在発売中の「変動10」の表面金利は0.33%まで上昇しているからです。
個人向け国債「変動10」の表面利率が0.33%に上昇!
個人向け国債には「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3つがある
個人向け国債というものをまったく聞いたことがない方は、はじめに財務省の以下のページを読んでみましょう。
おおまかに、
「発行後1年経過すればいつでも中途換金が可能で、元本割れがない」
「変動10年、固定5年、固定3年の3つの商品があるらしい」
「最低1万円から購入可能で、毎月販売されている」
「最低で0.05%の金利が保証されているようだ」
といったことが分かると思います。
元本保証で1年以上経過すればいつでも中途換金できますので、1年以上使う見込みがないお金であれば、利率が良ければ銀行預金ではなく個人向け国債で保有するという選択肢が考えられます。
個人向け国債でもっともオススメなのは「変動10年」
個人向け国債には「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3種類がありますが、その中でもっともオススメなのは「変動10年」です。
無リスク資産を個人向け国債変動10年で保有することのメリットは、
1) 半年ごとに適用利率が変わるため、金利が上昇すれば受け取れる利子が増える
2) 最低金利0.05%が保証されており、今の金利だと預金より不利になることがない
ことです。
詳しくは以下の図が分かりやすいですね。
「変動10年」商品概要 : 財務省 から引用
今後の政策で基準金利が上昇すれば「変動10」の金利も上昇しますし、仮に金利がゼロに近づいても最低金利0.05%が保証されているので安心です。
今現在募集している「変動10年」の金利は0.33%に上昇している
2022年12月末に日銀が実質的な金利上昇に踏み切ったことを受け、財務省が現在募集している個人向け国債の金利も上昇しています。
一番オススメの「変動10年」の金利が0.33%になっていますね。
個人向け国債窓口トップページ : 財務省 から引用
もちろん、「変動10」の場合、途中で金利が下がれば「固定5年」よりも金利が低くなる可能性もあります。
しかし、昨年12月に金利がわずかに上昇したとはいえ、他の先進諸国と比較すれば日本ははるかに低い状況であり、0.05%の最低金利保証もついているので金利変動型を選んでおく方が無難でしょう。
まとめ
昨年12月に日銀が実質的な金利上昇に踏み切ったことをきっかけに、今現在販売中の個人向け国債「変動10年」の表面利率が0.33%まで上昇しています。
メガバンクの普通預金金利が0.001%であることを考えますと、今後の無リスク資産の保有先として有力ですね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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