今日も氷点下22.6度の朝
「今朝は暖かかったね」
という氷点下10度前後の日が、
通常1～2度はあるものだが、
今年はそれもない
そんな朝
ちょっとだけハロが観られた
なんだか変形している
ハロは、
天気が崩れる前兆のことが多い
それを表すように、今夜から大荒れ
猛吹雪になるらしい
予想降雪は、あすの朝まで30cm
手加減してほしいものだが．．．
そして、きのうようやく揃った
『5555』
そう、バイク
毎日欠かさず漕いできたバイクも、
もう5年と4か月半
「5555㎞走行したら、
どこまで行けるのだろう．．．」
日本縦断、
往復できそうな距離だろうか
そしてこの“ぞろ目”
買い物のレシートや
デジタル時計の数字、
病院の待ち番号．．．
と、数字が揃うと
なんだか嬉しい気持ちになるもの
「なにかいいことがあるかもしれない」
と、勝手に思ってみたりする
この感情、
日本人だけのものなのだろうか
それともぞろ目は
世界的に悦ばれるものなのだろうか
“ぞろ目”といえば、
私の乳がんがそうだった
○手術の日が1月11日
○入院した病室は11号室
○6人部屋の、ベッド番号は1番
○手術開始時刻が午前11時
（午後1時から変更）
もう、いいことが起こる気しかしない
「絶対、生きられる」
そう信じた
いや、きっと、
“気のせい”なのかもしれない
がんを5年も放置したのだ、
いいことがあるわけがない
それでも、
気のせいでもなんでも、
心が上を向けばそれでいいのだ
現に、私は今、
ここに存在しているのだから――
嗚呼、
外は少し雪が積もりはじめたようだ．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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