≪私の記録 156≫ 元職場のひとたち。“平凡”という日常の大切さ。

    2008年9月9日(火)

今日はとてもいい天気

湿度も低く、サラッと快晴!!

でも、
太陽が当たったら30℃超えという暑さだ

きのうの夜は激しく具合が悪く、
ずーっと横になっていた

昼も体調はよくなく、
ここまで悪いのは久し振り

部屋の温度は28℃

きのうと同じ

なのに今日は、
とてもひんやり感じる

きっと私の身体が変なのだ

お蔭でホットフラッシュが来る回数も
格段に少なく、
来ても頂点まで昇りつめない感覚なので
楽だ

一晩でこんなにも体調が違うのか...

楽なのは、
たぶん湿度が低いせいもあるのだろう

窓を開けていると、
涼やかな秋風が吹き抜けるのが心地好い

...ということで、
やはり今日はテンションが高いらしい

なぜなら、文面がいつもと違うから

つらいときほどくどくどと、
いつも取り留めのないことを
書き綴っているようだ

最近このノートと
向き合っている時間が多いのは、
そんな理由があるのだろう

おとついの日曜日、
元の職場へ行ってみた

やはり
難病になってしまった先輩の姿はない

先週もいなかった

後輩に聞いてみると、
先輩、かなりつらいらしい

仕事もまもなく辞めるかもしれない

ひとは本当に、
いつどうなるかわからない

健康に、
普通に暮らしていれば、
不平不満ばかり

日々こうして生活できることが
こんなにも大切で重く
意味のあることだなんて、
思ってもなかった

『平凡が一番いい』

なんてよく聞くけれど、
本当にその通りだと思う

意外とその“平凡”が
難しかったりする

自分がこうなってみて...

周りにそのようなことが多く起きて
つくづく実感する

職場の後輩
(“後輩”といっても年上)の友人に、
乳がんになった人がいる

抗がん剤治療をしたのだけど、
体調は悪くないらしい

今は抗がん剤の副作用を抑える薬も
いろいろあるから、
昔ほどの苦しみはない

私もホルモン療法で
長期間こんなにつらい思いをするのなら、
抗がん剤にした方がよかったのかな...

実際、前に先生にも、
「抗がん剤にするか?」と、
云われたこともあるし...

でもやっぱり私のがんは、
ホルモン療法がベストなのだろう

しかも、非浸潤がんだとしたら、
理論的には身体の中に
がん細胞はないかもしれないわけで...

「副作用が少ない」と云われている、
ホルモン療法が効くタイプなのだから、
それはそれで「よかった」と
思わなければいけないのかな

抗がん剤は髪の毛も抜けるし、
それはやっぱりつらいこと

乳がんでは、
ほとんどのことは経験した

あとは抗がん剤だけ

抗がん剤は“最後の手段”として
先にとっておこう

そうならないことが一番だけど

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Source: りかこの乳がん体験記

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