【新NISAの最適な活用法】年間360万円ずつ最速でオルカンを買うだけ

内科医

 

おはようございます。

以下の記事で、山崎元さんが「新NISAの論理的に正しい唯一の活用法」を解説しています。

 

新NISAの論理的に正しい唯一の活用法 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

 

私もこの記事の内容に全面的に賛成で、2024年に新NISAが開始したら同じ方針で投資を進める予定です。

一言で言ってしまえば、「つみたて投資枠も成長投資枠も関係なく、資金に余裕があればできるだけ最速でオルカンで埋め尽くす」のが最善となります。

以下詳細を見ていきましょう。

 

【新NISAの最適な活用法】年間360万円ずつ最速でオルカンを買うだけ

 

プラスリターンが期待できる対象に投資するのだから早く・大きく積み上げるのが吉

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)などの全世界株式インデックスの場合、短期では一時的に大きく値下がりする可能性はあるものの、長期投資ではプラスリターンが期待できます。

このように期待リターンがプラスの対象に投資する場合、理論上はできるだけ早く投資をして長く寝かせるのが効率的です。

1年後どころか明日の相場すら我々素人には想像もつきませんが、深く考えてもどうせ分からないのだからあれこれ考えても仕方がありません。

手元資金に余裕がある人は、「新NISAのとにかく最速で埋めるのが最善」とおぼえておきましょう。

 

「つみたて投資枠」も「成長投資枠」も関係なくオルカン一本でよい

新NISAでは、年間120万円を上限とする「つみたて投資枠」と、年間240万円を上限とする「成長投資枠」が別々に設けられています。

「つみたて投資枠」は現行のつみたてNISAを引き継ぐ形となり、基本的には「長期・分散・積立投資」に適した商品(大半は投資信託)にしか投資ができません。

一方、「成長投資枠」は現行の一般NISAと同じような制度で、投資信託以外に個別株やETFにも投資ができます。

 

このように「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両者では投資可能な商品が異なりますが、投資が趣味ではない個人投資家にとってはこの区別は意味がありません。

世の中の99%以上の人にとって、「つみたて投資枠」も「成長投資枠」もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)で埋め尽くすのが最善だからです。

 

非課税期間が恒久化されるため、売るタイミングを考えなくてよいオルカンがベスト

現行のつみたてNISAや一般NISAと比べ、2024年から始まる新NISAではeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に投資する人が大幅に増えるものと予想します。

大きな理由としては、新NISAでは非課税で運用できる期間が恒久化されるからです。

 

つみたてNISAでは最長で20年先を考えて投資をすればOKでした。

「今後20年間であれば米国株の優位性は揺らがないだろう」と考えてS&P500や全米株式インデックスに投資している方も多いのではないでしょうか。

一般NISAの非課税期間はたった5年ですので、ますますその傾向は強かったと思います。

 

しかし、非課税期間が「永久」となれば話は大きく変わります。

変化のスピードが劇的に加速している現代社会において、50年〜60年後の将来を正確に予測することは誰にも不可能です。

今現在は米国株が世界の株式時価総額の50%以上を占めていますが、50年後と言われると自信が持てないという方は多いでしょう。

そうなると、シンプルに世界経済成長の恩恵に預かれるオルカンを投資先に選ぶ人が増えると考えられます。

 

まとめ

新NISAのベストな活用法は「つみたて投資枠も成長投資枠も関係なく、できるだけ最速でオルカンで埋め尽くし、あとはひたすら放置する」ことです。

私もこの方針に従って新NISAを活用する予定です。

 

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【新NISAに関する記事のご紹介】

以前に新NISAの上手な活用法について全3回に分けて考察した記事です。

www.churio807.com

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新NISAでは、ETFよりも分配金がファンド内で自動再投資される投資信託のほうが有利でしょう。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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