昨年から今年にかけて計算した、
“乳がんの費用”
☆詳しくな下記へ
乳がん告知を受ける前の検査から、
乳がん告知後の全身検査
手術・入院費、
放射線治療、
ホルモン療法（注射・飲み薬）、
定期的な検査、
（血液検査・肺のレントゲン・
CT検査・骨シンチ・エコー検査・
マンモグラフィなど）
そして、
ホルモン剤による婦人科への影響のための
婦人科検診
局所再発や
対側乳がんの疑いでの検査諸々．．．で、
約170万円も使っていた
自分では64万円くらいだと思っていたので、
それはそれは驚いた
これだもの、
預金は湯水の如く減ってゆくわけだ
生活費もままならず、
治療の後半には
預金もほぼ使い果たし、
検査も受けられず、
薬も買えない状態
検査も治療も
やめるところまで追い込まれた
「なんのための治療なのだろう．．．」
と、思った
「私は乳がんになるために
生まれてきたのか．．．」
「私は乳がんの治療を受けるために
お金を貯めてきたのか．．．」
これからのために、
将来のために、
貯めていたお金
そこには夢があった
希望があった
なのに、
病気のことですべて使ってしまうとは
想像もしていなかった
悲しかった．．．
それでも
治療ができただけいいのかもしれない
中には
治療を断念する人たちも少なくない
「治療費を稼ぐために働いている」と、
副作用に耐えながら働いている人もいる
高いよね、がん治療
これだけの年月と費用をかけ、
副作用に苦しみ．．．
それでも“完治”に至らない現実
がんの治療費は、
命の値段なのだろうか．．．
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今夜の月
天気を崩す前触れの雲の中で、
淡い光を放っている
あしたは満月
観られそうにない．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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