≪私の記録 183≫ 副作用がなくなることへの期待 ②

    2008年12月2日(火)

人生とは、
なかなか思うよにならないものだ

乳がんがわかって、転移も認められ、
一時は“余命2年”と覚悟した

でも今は、
「一度しかない人生、悔いなく生きたい」

そう思いながら、
今日まで病気と向き合ってきた

乳がんになるまで、
やりたいことも我慢してきた人生だったが、
病気になってからは、

『やりたいことやらなきゃ勿体ない』

と、思うようになった

これまで“楽しむだけの人生”に罪悪感があり、
生きることは“忍”だと思っていた

でも、生きることに限りがあるのなら、
我慢はしたくない

やりたいことはやっていきたい

これって、
やっぱりわがままなことなのだろうか

デポが終わって、改めて
デポとタモキシフェンの小冊子を読み返してみた

もしかしたら、デポが切れたら、
本当に副作用が楽になるかもしれない

...と、ちょっと期待

たまに乳がんに関しての書籍などを見直さないと
意識が薄れて
病気のことを軽くみてしまっている自分に気づく

「もうタモキシフェンも
 やめちゃってもいいよね」とか、

「子どもを産みたい」とか...

手術をして退院の前日、
先生に云われた、

「予後良好」――

が、

結局、
先のことは誰にもわからないのだ

    2008年12月3日(水)

やっぱり副作用が強くなってる

心も身体もつらい...

    2008年12月5日(金)

本格的な副作用だ...

ここまでひどいのは久し振りだ

でもこれが最後

もうじき終わる――

...と、信じて

    2008年12月8日(月)

ちょうどクリスマス頃に、
デポの効果が切れる

この副作用も
あと2週間ちょっとの辛抱――

来年は少し楽になってくれるのだろうか

期待と不安と...

この具合が悪い感覚、
もう飽きた...

    2008年12月9日(火)

あと2週間...

デポが切れるまで、あと2週間...

だからといって、
副作用がすぐに楽になるとは
思っていないけれど

「あぁ、あと2週間でデポ打ちにいかなきゃ」

「あぁ、あと1週間後、デポだ」

そう思わなくていいのが楽

ここのところの副作用のきつさに、
もう飽き飽き...

とりあえず出口は見えてきたけれど、
つらいものはつらい

気がおかしくなりそうだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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