<2012年4月9日>の記事の再掲載です。
【新潟県・長岡市戦災殉難者慰霊塔に祀られた御霊からのメッセージ】
※1945年8月1日に発生した、長岡大空襲において殉難された人々の御霊を慰める塔。慰霊塔の前で祈りを捧げる。
(この空襲で亡くなったと思われる男性の方が代表で出てきてくださる。静かに語り始める。)
「先の(長岡)大空襲においては、目に映る限りのありとあらゆる物が燃え、多くの人々もまた諸共に焼け散り、その惨状は誠に凄まじいものでした。」
「私たちは、この地から現在の市民の様子を見守っておりますが、(殉難者同士)互いに慰め合い、魂を抱き合いながら、今日まで過ごしてまいりました。」
「今を生きるあなたがたには、戦後生き残った人々と共に手を取り合い、すべての人が安心して暮らせる世の中を築いていただけたらと願っております。」
「私たちがあなたがたにもっともお伝えしたいことは、“家族を大切にしてほしい”ということです。
一連の戦争・空襲を通して、私たちの家族は非情にも引き離されました。私たちはこのような経験を経て、家族のありがたさ、素晴らしさ、そして、家族という存在がこれ以上ない大切なものということを心から実感しているのです。」
(筆者より:このメッセージをいただいてすぐさま、慰霊塔に祀られた多数の御霊の想いが、堰を切ったように一気に溢れ出しました。戦争の悲しみ、つらさ、平和への切なる願い等、こちらに必死に訴えてまいります。それは、頭痛がする位の激しさで、この空襲によって殉難された方が一千人を超える数であったということがすぐにわかりました。それぞれの御霊の想いを真心で受け止め、癒しのエネルギーをお送りしました。)
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