2009年2月18日（水）
今日は、『がんサロン』に行ってきた
『がんサロン』ができたのは、
札幌、旭川に続き、
管内では初らしい
1週間ほど前だっただろうか、
この地域に配布されているフリーペーパーに
“がんサロン開設”と載っていた
新聞にも掲載されていた
サロンの開催は、
毎月第3水曜日、
午後2～4時の予定だ
本音を言うと、行きたくなかった
行った理由はただひとつ、
“興味”だけ
ほかの患者さんに
自分の病気のことを話す気もない
仲良くなるつもりもない
できればひとと接したくない
でも、
「なにか勉強になれば．．．」と、
重い気持ちと重い足を引きずって行ってみた
まぁ、全くの予想通り
まだ初回ということもあって、
職員も手探り状態
当初は10名程度の参加を予定していたらしいが、
実際に集まったのは
40名以上いたのではないだろうか
なので、急遽、会場を変更
来ていたのはやはり、
おじさん、おばさん、
おじいちゃん、おばちゃんばかり
私はかけ離れて最年少
でもなぜか、行っただけで
涙が出てきてしまった
やっぱり私は病気に負けてるな
．．．というか、
来ていた人はがんになってから
月日が経っている人が多くて、
みんな元気だった
それに、
「奥さんや旦那さんの支えって、
すごく大きいんだな」と再認識した
そういう意味では、
私はまだまだ“がん”という傷から
癒えていない
まぁ、捉え方や病状は人それぞれなので、
敢えて合わせようとしなくてもいいだろう
自然体でいいのだと思う
無理はよくない
中には、
ここから車で2時間半くらいの街から
やって来ている人もいた
欲を云えば、
同年代の人がいてくれたらよかったのだが．．．
参加して、なんだか余計へこんでしまった
気持ちが重い．．．
まぁ、社会復帰のリハビリだと思って．．．
「行きたくない」と思いながら参加したのは、
行かないと後悔しそうな気がしたから
行かないで後悔するくらいだったら、
行って嫌な思いをする方がいいや．．．と
思った
新聞の取材も来ていた
でも今回は
患者さんたちの了解を得ていないので、
個別の取材はNG
次回も取材に来るかもしれない
最後に職員が写真を撮っていたので、
フリーペーパーには載るかもしれない
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Source: りかこの乳がん体験記
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