<2012年4月17日>の記事の再掲載です。
(筆者より:どんなものにも魂が宿ることを、このときいただいたメッセージによってつくづく感じました。人間だけが色々と考えたり思ったりできるというは、おそらくはとても浅はかな考えなのでしょう。)
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【イースター島・モアイ像からのメッセージ】
(モアイ像に意識を合わせると、にわかに潮のにおいを感じる。澄み切った空の中から一気にこちらへ意識を向けてくださる。モアイ像の代表の男性の意識体で、人間味に溢れた存在。)
「わたくしたちの意識にアクセスしていただきありがとうございます。我々は島の先住民によって多数体が造られ、この島(イースター島)に設置されました。
後の時代になって、我々の像がいかなる目的でどのように立てられたか等、外部の方々によって研究がなされ、様々な憶測が飛び交ったようですが、これについては、わたくしたちのこの島に対する役目が終焉(しゅうえん)を迎えたことで、もはや知る必要はありません。」
「それよりも、あなたがたに注目していただきたいのは、この島の住民の苦悩と自滅についてです。
わたくしたちは、こうしてこの島に長い間立ち続けていますが、今をもってこの島の住民同士、平和的に暮らしていた時代のことが忘れられません。」
「島の住民は、当時は自然も豊かでしたので、そこに神を見出し、彼らは独特の崇拝様式を確立し、事あるごとに儀式を執り行っていました。
当時この島はほぼ孤立していましたので、外部からの侵入、また他の文化との混在は極めて少なく、彼らの中で宗教や生活全般に至るまで様々なことが独自に発展していきました。
集団としても当初は一人の長(おさ)を中心として、統制がよきに取れていたと思います。」
「しかし、人口の増大と共に、人々はより多くの物資の調達に奔走し、これまでよりもっと快適な暮らしを求めるようになります。これが、まず豊富な森林の伐採につながりました。
そして、血縁関係が徐々に広まり、これまで数えるほどの部族だったものが、急速に増えていったのです。
しかし彼らは、この限られた島の環境の中で、“共存する”ということを選ばなかった。これは何よりも彼らにとって致命的でした。
部族間での戦い・奪い合いは繰り返され、貴重な伝統は過去に葬られていき、そして次第に神とも遠くなりました。」
「後に、外部からの侵略があったときに、もはや彼らには抵抗する術(すべ)も気力もありませんでした。その様子を見届けてきた我々の悲しみは到底計り知れません。」
「わたくしたちは建造当時のままの意識自体は通っていますので、こうしてあなたとも話をすることができます。島の多くの住民がこの島において様々な変遷・混乱の中、尊い命を夭逝(※若くして亡くなること。)しましたので、わたくしたちは今なおこの場に意識を留めながら、島の住民の魂を弔っております。
皆一様に、各々現世での経験を通じ、気づきを得ています。すでに生まれ変わった魂も多数存在しているのですよ。」
(「時代によって、モアイ像の形に様々な変化があるそうですが、それはなぜですか?」と尋ねてみる。)
「(微笑みながら)それは当時の人々の好みです。ちょうどあなたがたの洋服の好みが時代ごとに変化するのと同じですね。
わたくしたちは、今こうして日々をこの島の風に吹かれながら穏やかに過ごしていますが、それぞれの像は場所が離れていても即座に相手のことを、あたかも隣に座っているように感じ、語り合いながら意識の交流を図っています。
わたくしたちは自分たちの形を気に入っていますので、お互いに曲線の素晴らしさや彫りの形状などを自慢して、楽しんでいるのですよ。」
(「どうもありがとうございました。」と伝える。)
「いえい、こちらこそ。わたしは元来話し好きなためか、初対面のあなたに少々話し過ぎてしまいました。今日はわたくしたちの想いが、後世に生きるあなたがたに伝えられて良かったです。ありがとうございます。」
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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