中国では全ての国民は社会信用スコアで管理されている件

AI監視社会ですね。

社会信用スコアは何年か前に見たニュースです。

2020.12.28

社会信用システムとは、中国政府が収集したデータに基づいて、全国民をランク付けし、「信用度」をスコア化するシステムのこスコアは日々の行動によって上下するんだけど、このスコアに応じて賞罰を与えたり、人々の行動を道徳的にしたり、健全な社会を構築しようという政府の考えから始まったんだ。

例えば、借金を踏み倒したり社会保険料を支払わなかったりすると、公共交通機関を利用できなくなったり、不動産の購入ができなかったりしてしまうんだ。良いことをすればご褒美があるけど、悪いことをすれば罰を受けることになるんだね。

中国では、2015年1月から中国の中央銀行である中国人民銀行が民間企業8社に、社会信用評価に利用するための独自のアルゴリズムを用いたシステム開発の認可を与えました。これを「信用スコア」というよ。


(略)

代表的な例は、中国国内で5億2,000万人(2018年1月時点)が使っているモバイル決済アプリ・アリペイと連携している「芝麻信用(じーましんよう)」を例にみてみよう。


芝麻信用の信用スコアは350~950点でスコアリングされ、それぞれ下から順に「較差(350~550点)」「中等(550~600点)」「良好(600~650点)」「優秀(650~700点)」「極好(700~950点)」と、5段階でランク分けされているんだ。

この信用スコアによって、600点以上のスコアは「信用できる」って思われてあらゆる社会サービスにおいて優遇される社会になっているんだ。

こんなルール下に置かれたら、みんなゲームのキャラクターのように経験値を積み、レベル上げに勤しむのが自然の流れかもしれないね。

(略)

日本でも信用スコアサービスに参入し始めている企業があるよ。

例えば、ソフトバンクとみずほ銀行の共同出資会社・J.Scoreが運営する「AIスコア」は、2017年に日本初のスコアリングサービスとしてスタートしたんだ。

6つのスコアランクに分けられ、スポーツジムの入会時特典や、電子書籍やフラワーギフトのクーポンなどのリワードが受けられる仕組みだよ。

また、2019年8月には、NTTドコモがユーザーの信用度を数値化した「ドコモスコアリング」を開始。融資サービスを申し込んだユーザーの同意を得た上で、スコアを金融機関に提供するというサービスが始まっているよ。

日本では、中国ほど急速にスコアサービスが広がることはないかもしれないけど、本格的に導入されたら、新たなビジネスチャンスや消費者としてのメリット、反面ちょっと嫌だなと思うことなんかが見えてくるんじゃないかな。

2019/10/23(水)
あなたの道徳心を数値化したら、何点なのか。「信用スコア」――いま、中国で個人の信用を採点するシステムの導入が進んでいる。システムの運営は地方自治体が行い、その目的は秩序維持やマナーの向上にある。ルールを破らない、寄付をし、ボランティア活動に従事する。そうした「善い」行いを続ければ、スコアは上がり、さまざまな優遇が受けられる。導入によって何が変わったのか。また懸念はないのか。現地で取材した。(取材・文:高口康太、撮影:岡本裕志/Yahoo!ニュース
特集編集部)

運転者が負うペナルティーは、その場で違反キップを切られることだけではない。個人の「信用スコア」が減点されるのだ。栄成市のスコアは警察のデータベースと連動していて、違反行為を記録された段階で、該当する個人のスコアが減点される仕組みになっている。栄成市の信用スコアは、同市に戸籍がある全住民が持っている。文字通り、住民それぞれの「信用」を数値化したものだ。交通違反のほか、市が定めたさまざまな規定に応じて加点・減点される。

その仕組みはこうなっている。

まず住民のスコアは1000点からスタートする。違法行為や不道徳な行為をすると「減点」、社会に役立つ行為をすると「加点」というシンプルなルールだ。1050点以上がAAA級、1030~1049点がAA級、960点から1029点がA級。850~959点がB級。600~849点がC級。599点以下がD級と評価される。

規定は市民だけを縛るものではない。公務員向けのルールもある。「遅刻、早退が月5回以上」「公共空間でタバコを吸った」でマイナス5点、「市民の正当な要求に応えなかった」「言い訳をして申請を受け付けなかった、態度が悪い」などでマイナス10点だ。李さんはこう言う。

「だから栄成市の公務員は中国の自治体では他にないほど態度がいいんですよ」

(略)

李さんはタクシーを海岸に向かって走らせた。ゴミ一つない、美しい海辺が広がっていることに驚く。

以前は、あちこちでバーベキューのゴミが散乱していたという。しかし、監視カメラが設置され信用スコアが実装されると、ゴミの不法投棄はほとんどなくなった。

むろん、こうした変化は海岸だけではない。街中の路上を見ても、ゴミの類いは目立たない。これも信用スコアの影響だという。確かに、栄成市の信用スコアはマナーを大幅に向上させているようだ。

(略)

巨大IT企業が市民の信用を点数化し格付けする。そんなサービスを実際に使っているユーザーの印象はこうだ。

「そんなたいしたものじゃないですよ。罪を犯さないで普通に生きていて、ネットショッピングや分割払いとかのサービスを普通に使っていたら、600点台後半ぐらいになります。悪いことをしないで普通に生きていれば、保証金無料や後払いなどの特典はたいてい全部使えます」と話すのは、江蘇省蘇州市の製薬企業で働く趙さん(30代女性・仮名)。

格付けされることは嫌ではないのだろうか。

「うーん。言われてみれば格付けされているのかもしれませんけど、そもそも収入ほど点差が開かないんです。年収を比べる方がもっと残酷かも

だいたい普通の人はみんなが特典を使えるから、差別されてるという印象はないですね」と趙さんは言う。

(略)

なぜ中国政府は信用スコアを推進しているのだろうか? 中国の社会信用システムについて詳しい、神戸大学大学院の梶谷懐教授はこう話す。

「中国の地方政府は人々にルールを守らせ、秩序立った社会を作るよう働きかけてきました。ところが住民はなかなか従ってくれない。中国共産党は強い統治権力、武力を持った存在ですが、それでも人々を意のままに動かすことはできないわけです。だったらデジタルテクノロジーを駆使し、人々が秩序立った行動をするよう、誘導できないかと考えた。その取り組みが地方政府による信用スコアなのです」

政府が人々の行動を一定の方向に誘導しようとする試み、それは中国だけのものではないと梶谷教授は指摘する。

外国人移民には信用スコアを適用して犯罪歴等同様に「強制送還の基準」にしたら良いと思いますね。

特に騒乱のワラビスタンに適用すべきです。

「親戚が刺された」と100人のクルド人が病院前で騒乱する。

つまり一人不法滞在してくるとどんどん親戚を呼び寄せてファミリーが肥大化する。

そして地方自治体を乗っ取ってしまう。

今のうちにクルド人の入国禁止等手を打つべきです。

取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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