再:イスラム教開祖 マホメットからのメッセージ【宗教の意義】

2012年5月10日>の記事の再掲載です。

【イスラム教の開祖マホメット(ムハンマド)からのメッセージ】

「わたしは昇天後、地上にいたときにはわからなかった多くのことを学んでいる。わたしは自ら部族の拠点を築き、勢力を拡大するにあたって非常に多数の問題に突き当たり、それをなかば自らの思いつくまま、閃(ひらめ)きによって次々とこなしていたということがある。

現在、イスラム教に伝えられる多くの規範は、自身を取り巻く者たちとの関わり合いのなかでわたしが初めて経験し、それをその場で結論づけたものがそのまま規定されている点で、現在を生きる者たちの生活とはそぐわない事柄が多いというのが事実である。」

「当時、自らの部族を拡大するにあたって、様々な軍や部族との抗争を経てきた。当時はそのように力で相手を抑え、そして自分の力を誇示することが当たり前であったが、これについては、わたしが昇天後すぐに清算しなくてはならなかったことであり、今もその懺悔は続いている。」

(「イスラム教とは本来どのような教えなのですか?」と尋ねる。)

「先程も伝えたように、当時は部族同士の抗争があり、わたしが率いる部族もまた同じように他を圧倒することで支配する領地を拡大していた。他の部族を統治するにはそれ自体が持っていた元々の規範を改宗させる必要がある。つまりは、この教えは、われらの部族に統合させる際に指し示すための規範だったのだ。

実は、当時、わたし自身、自らが創った規範が多岐にわたり過ぎて収集がつかなくなっていたのだが、私の死後、後の人々によってさらに解釈され、現在のイスラム教信者の生活規範となっている。」

(「コーランは、天からの啓示をまとめたものだそうですが、それは本当ですか?」と尋ねる。)

「わたしは元々瞑想をするのを好み、当時折に触れては瞑想にふけっていた。瞑想を繰り返すうちにわが内なる魂からふつふつと様々な言葉(想い)が湧いてきて、これを周囲の人間に話したことがコーランの始まりである。

天と地とつながる感覚がわたしにいかようにも崇高なる高みへと昇らせ、日を追うごとに天の言葉としてわれにもたらされていることを確信した。」

(「今を生きる人々に伝えたいメッセージはありますか?」と尋ねる。)

「わたしがこれを語るのは非常に難しい。世界的には未だに多く人々が、宗教という盾のもとに対立し、互いに苦しめ合っているという現実がある。

天上の世界にきてわたしはキリストやモーゼの愛に触れ、わたしが当時おこなってきた数々の行為を省みる機会を得ている。

天上の世界ではすべてが一つであり、そこには調和した魂(光)のみが存在する。この統一された世界が、地上においても顕現される日をわたしは心から願ってやまない。

宗教というものはもともと地上の人間が創り出したものであり、神の世界には存在しない。地上の人々が過去をすべて清算し、そして互いを愛する想いのみで今後の世界を築いてもらえたらと思っている。」

<感想>
マホメットは、イスラム教の開祖なだけあってどんな気難しい方かと思っていましたが、実際には親切で気さくな方で、快く対話に応じてくださいました。彼は、現在も続く宗教対立を心から案じておられます。自らが少なからずその一端を担っているという事実は、当人を今でも苦しめていて、その悲痛な想いがひしひしと伝わってきました。彼は今でも生まれ変わりはせず、当時自らがおこなった事柄の懺悔と、天上の世界からイスラム地方の指導をしているようです。

以上

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Source: 神々からのメッセージ

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