ラッコの石

その他

ラッコ。

最近日本の近海でも増えてきました。


sea-otter-3314894_1280

私の大好きな動物の一つです。

ラッコは、
私がいままで触ってきた動物の中で
ずば抜けて最高の肉球
をしています。

あの感触は、一度触ったら忘れられない気持ちよさです。
tumblr_mzzc8rAA5W1s5iqc4o2_500rebloggy.com

ラッコは、
石をもって貝をお腹の上で割ってから食べます。

ラッコにとって、
石は必需品というだけではなく
なのです。

ラッコは、
石をとても大切にして
とてもこだわりを持っています。

まず、
お気に入りの石を見つけたら、
その石を自分の道具として大切に、
ずっと同じ石を使い続ける習性があります。

最初に
石の使い方は
母親から教えてもらいます。

ラッコは、
大食いで自分の体重の25-30%くらいの量を食べます。
なので、
石はとても重要なのです。

生息地によって石の活用の頻度は異なります。

生息地によって食べ物に差があるからです。

食べ物の好き嫌いもはっきりしています。
ウニを多く食べるアラスカのラッコは、
あまり石を使いません。

仰向けになって海に浮かび
お腹の上に石を載せて
貝を手にもって石に叩いて割って食べます。

自分の石(マイ・ストーン)は、
使い終わったら、
小さな石の場合には
わきの下のポケットに大切にしまいます。

大きな石の場合には
海の中の定位置に落としておきます。

わきの下のポケットには、
石の他にも
後で食べる食事や遊び道具もしまうことがあるようです。

時に陸上に石を置いておくこともありますが、
その場合にも
決めた場所に必ずおいておきます。

さらに
お友達に自分の石を見せて自慢することもあるそうです。

石を大切にするラッコを見ていると
昔の日本人を思い出します。

今のようにものが溢れていない時代、
とても道具を大切にしていた記憶があります。


魂を注いで大切に作られ、
心を込めて愛用された道具には命が宿り、
より高度で精妙な仕事が出来るようになります。

残念なことに、
使い捨てや大量消費社会では物に命が宿る暇がありません。

今月は
二冊の本の原稿を出版社にお渡ししました。

来年春ころには
出るのかも。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 4
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-09-09


魂を輝かせる光曼荼羅 真我の響き
森井啓二
きれい・ねっと
2023-05-11


神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道
森井啓二&光田秀
きれい・ねっと
2020-04-12


今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いいたします。

人気ブログランキング



Source: ひかたま(光の魂たち)

コメント

タイトルとURLをコピーしました