今日は、これが三田市郷の音ホールであった。
午後の遠出の予定をキャンセルして、
結局、14時から18時までの4時間、
たっぷり、市民さんの声を聴いた。
基調講演・パネルディスカッション。素晴らしかった。
理解が深まった。地域の医療を守る為のキーワード。
『研修医教育』と『市民が関心を持つ』だと感じた。
これからの地域の医療を担う若者、つまり、研修医に、
この地域に興味を持ってもらい、この地で研鑽を積み、そして、
更には、高度医療の専門性を発揮できるまでになって欲しい。
その医療の土台にあるのは、市民が提供を求める意識だけでなく、
自ら、地域の医療を守るための活動に関心を持つ・参画することだ。
奇しくも、15年前に、当院の副院長上田康夫先生と取り組んだ、
『県立柏原病院の小児科を守る会』での取り組みの重要性が、
ここの三田市でも再来するとは、夢にも思わなかった。
ますます蔑ろにはできない地域医療連携。
急性期医療と市民の『暮らし』を繋ぐことが大切で、
僕が医者25年のうちの20年、学び取り組んだこの繋ぎ役。
繋ぎ役って、ほんと昔から、大好きなポジションだ。
本当に、夜明け直前を感じる、まっ暗闇。
この暗闇が、人生の一番の勝負所。
不自由と嘆いている自由がここにある。
夜が明けたら大活躍の予感しかない((笑))
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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