それは“毒”。でも“薬”。

とかく、抗がん剤は嫌われ者だ

それはきっと、副作用が大きいから

「もっと簡単に、楽に治療ができたら...」

と思うのは、
多くのがん患者が抱いている願いだろう

『抗がん剤はするな』

『がんは放置しろ』――

そんな危険な持論を展開している医師がいる

  私には到底、
  “医師”とは思えないが...

そして、
そんな言葉を鵜呑みにする人たちがいるのも、
また事実なのだ

「だって、“抗がん剤”なんて“毒”なんでしょ?
 そんな“毒”を身体に入れるなんて...」

そう言う人もいる

確かに、“毒”だ

抗がん剤は、第一次世界大戦、
ドイツ軍が使用した毒ガスがきっかけで開発された

もう100年も前のことだ

が、その抗がん剤に
命を救われた多くの人たちがいるのも現実だ

薬はすべて、“毒”である

簡単に服用してしまう風邪薬も、
鎮痛剤も、

“適量”だからこそ、“薬”となる

それは、“食物”も同じだ

「身体にいい」と言われているものでも、
そればかりを食べていては、
身体に悪さをするというもの

がんであることがわかり、
抗がん剤をすることになると、
多くの患者は躊躇するものだ

初発の場合、
再発したとき...

と、その意味合いは違ってくるが、どちらも、

『大切な命を守るため』

であると、私は思う

  もちろん選択するのは、患者本人だが...

がん治療は、まさに、

『毒を以て毒を制す』

...ということなのかもしれない――

  がんは、そんなに甘くないからね...

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Source: りかこの乳がん体験記

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