【新NISA 暴落時対応】インデックスファンド(オルカン)を売却せず追加投資できれば10年後に勝利

内科医

 

おはようございます。

最後に暴落と言えるのは2020年のコロナショックで、それ以降株価は順調に回復を見せています。

2022年こそ厳しい1年でしたが、2021年や2023年は円安の影響もあり、外国株投資家にとってはイージーな相場でした。

実際、直近5年間は「Slim オルカン」「Slim S&P500」などのインデックスファンドを保有しているだけで、年平均10%以上のリターンになっているのです。

 

 

過去の歴史を紐解くと、インデックス投資で期待できるリターンは年率5-8%程度と想定されます。

過去5年間の相場が「出来過ぎ」であることを考えると、暴落のリスクも想定しながら新NISAを利用していく必要があります。

 

【新NISA 暴落時対応】インデックスファンド(オルカン)を売却せず追加投資できれば10年後に勝利です

 

新NISAは暴落時もインデックスファンドを売らないことが最重要

新NISAの暴落時の対応として最も重要なのは、「インデックスファンドであれば暴落で価格が下がっても絶対に売らないこと」です。

成長投資枠で投資している商品は人によって異なるため一概には言えません。

しかし、つみたて投資枠に関しては、ほとんどの人がeMAXIS Slimシリーズなどのインデックスファンドを積み立てているはずです。

 

新NISAではいったん使った非課税枠であっても、商品を売却すればその枠が翌年に復活します。

これ自体は便利になったので素晴らしいことですが、逆に暴落時に株を手放してしまうリスクにもなりえます。

インデックス投資で重要なことは、投資タイミングを図ることではなく、一度買ったファンドをできるだけ長く保有し続けることです。

 

以下はS&P500のデータですが、

・投資期間が短いとリターンのばらつきが大きく不安定

・運用期間が15年以上になるとリターンが平均に収束するため元本割れのリスクが減る

ことが分かります。

長期投資のメリットの基礎知識 | ロボアドバイザーならWealthNavi(ウェルスナビ)

 

よって、暴落が来ても取り乱さず、暴落が過ぎるまでじっとやり過ごすのが正解です。

 

空いている枠で暴落時に追加投資できれば資産形成が一気に加速

暴落に巻き込まれると、自分が積み立ててきたお金が一気に減りますので、その恐怖心から普段なら絶対に起こさないような行動をやってしまうことがあります。

平常でない心理状態で起こした行動というのは、大抵良い結果を生みません。

よって、自分の投資経験やスキルに自信がない人の場合、暴落の時は「積立設定」だけしておいて後は自分の証券口座を覗かないほうがよいでしょう。

 

ある程度投資慣れしていて、リスク耐性が高い人であれば、暴落に合わせて積立金額を増やしたり、成長投資枠でスポット購入するとよいでしょう。

この時、欲を出してハイリスクな商品に投資するのではなく、同じインデックスファンドを安値で拾うことに徹したほうがよいです。

特に、個別株の場合は暴落時には倒産や上場廃止に追い込まれるリスクもあり、最悪の場合は価値がゼロになってしまいます。

 

私はコロナショック後にインデックスファンドをまとめ買いしましたが、その後の株価回復に恵まれたこともあり、その時に買った商品は2倍以上に増えています。

もし暴落時にインデックスファンドを安値で拾うことができれば、資産形成を一気に加速できる可能性があります。

 

「成長投資枠」の高リスク商品は早めに売り抜けることが重要

これまでお話してきたのはあくまで投資対象が「Slim オルカン」などのインデックスファンドの場合です。

成長投資枠ではよりハイリスクな商品を買っている人も多いですが、その場合は話が大きく変わります。

リスクの高い金融商品は、価格が上がる時の勢いが凄まじい一方で、下がる時のスピードも桁違いです。

時にピーク時の8割〜9割減となることもありますし、オルカンなどのインデックスファンドと異なり、保有し続けていればいつか株価が回復するという確証もありません。

よって、自分がハイリスクな商品に投資しているという認識がある方は、「バイ&ホールド」ではなく、最悪の場合どのタイミングで損切りして逃げるかを常に考えておく必要があります。

 

一般的に、投資では買うよりも売る方が難しいと言われています。

株価が上がっていざ売ろうとすると「このまま持っていればもっと上がるのでは?」と欲が出てしまったり、

「◯%下がったら損切りする」と決めていたにも関わらず、いざその株価になると損を確定するのが怖くなって売れずに持ち続けてしまうこともあります。

特に、NISAでは損益通算や繰越控除ができないというデメリットがあり、損失が出た時のダメージが大きいため高リスク商品の取り扱いには注意しましょう。

 

まとめ

新NISAの非課税期間は無期限なので、暴落時にも慌てずに対応することが重要です。

オルカンなどのインデックスファンドであれば、売らずに長期保有しておけば株価回復が期待できるからです。

 

【Kindleセールのおすすめ投資本2選】

1. インデックス投資は勝者のゲーム

インデックス投資本の中でも圧倒的におすすめの1冊。

インデックスファンドの生みの親、ボーグル氏が「インデックス投資がなぜ他の投資法に比べて優れているのか」を懇切丁寧に解説しています。

インデックス投資を長く続けるつもりなら、絶対に読んでおかなければならない本です。

 

2. バフェットからの手紙

数あるバフェット本の中でもおすすめの1冊。

投資の神様と言われるバフェットの本は最低でも1冊は押さえておきたいものです。

必ずしもインデックス投資推しの本ではありませんが、優良企業の株を長期保有することの重要性を強く認識させられます。

 

【関連記事のご紹介】

新NISAの1800万円はすべてインデックス投資でOKです。

手持ちにあるお金をどんどん入金し、一生保有し続けるくらいのつもりで長期運用しましょう。

www.churio807.com

 

新NISAの出口戦略についてです。

主に配当金によってインカムを高める方法と、投資信託の定期売却サービスを使う方法があります。

www.churio807.com

Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました