2010年7月14日(水)
市の広報に載せる乳がん体験記の原稿が
できあがって送られてきた
少し校正をして、提出
今はメールですぐに送受信できるので
便利だ
私自身の乳がん体験談なので、
本当は
私がまとめなければならないのかもしれない
が、市の担当のかたに、
「こちらで書いて構わないのであれば
書きますよ」
と云われていたので、
甘えてお願いしていた
今回の市への広報の掲載は、
毎月掲載している、
『がんサロン通信』からの抜粋なのだが、
文字数の制限がある中での
この私の体験談は、
まとめるのが大変だったと思う
2010年7月15日(木)
母の旭川での
PET検査の日取りが決まったようだ
22日の木曜日らしい
もっと待たされるかと思っていたが、
意外と早かった
肺転移なのか、どうなのか...
考えても仕方がないけれど、
でも考えてしまう
2010年7月20日(火)
やっと咳が収まった
去年の8月頃から数回、
同じようなことが起きている
原因は一体なんなのだろう
なににしても原因がわからなければ
不安なものだ
2010年7月21日(水)
今日は『がんサロン』
18回目
今日は、例の
市の広報に載せる原稿を考えてくれた、
市職員の女性が来ていた
そして今回のサロンは、
緩和ケア認定看護師さんの講義もあった
“がんで死ぬ”ということを
痛切に考えさせられてしまう...
そして――
サロンに何度か参加したことのある、
60代の乳がんの女性...
「印刷会社のお偉いさんに
知っている人がいるから、
(乳がん体験記の出版のこと)話してあげる」
と云っていたあの女性
私の体験記を絶賛してくれて、
「本、出版したら?」
そう云ってくれた、あの女性...
あれから1か月以上が経っていたが、
なんの音沙汰もなく...
私が心配しながら
待っていると思っていたようで、
今日、サロンに来てくれた
「いろいろと忙しくて...。
(印刷会社に話をするの)9月まで待って」
それだけを云うために、
わざわざサロンに来てくれたのだ
嗚呼、どうにか
出版への道は拓かれないものか...
それにしても、
出版の話を持ちかけてきたのは彼女のほう
いくら「忙しい」と云っても、
あれから1か月以上が経っている
「9月まで待って...」
って、
あと1か月半も2か月も待たされる?
なぜ、そんなに時間がかかるのだろう
お偉いさんが知っている人なら、
電話1本すれば
いいだけのように思うのだが...
9月までま待って、本当にいいのだろうか
そのとき、本当に
いい話を持ってきてくれるのだろうか
少し不安になってきた
でも、ほかに伝手はない
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Source: りかこの乳がん体験記
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