≪私の記録 285≫ 外科外来 / 気が思い『がんサロン』 19回目

    2010年8月17日(火)

今日は病院の日

新患と再来では順番の桁数が違うものの、
今回の待ち番号が“16番”と、
異常な少なさ

お盆の影響だろうか

お蔭で数分で呼ばれた

前回と前々回の採血の結果を
プリントアウトしてもらったが、
やはりどんどん貧血になっていっている

きっと、毎月訪れる大量出血のせいだ

そして今日は採血と、
胸のレントゲンも撮った

結果は1週間後

外来が終わって携帯をチェックすると、
メールが1通届いていた

開いてみると、
『がんサロン』を立ち上げた、
ソーシャルワーカーさんからだ

「あしたのがんサロンは、
 出張のためいません。
 スタッフも休みで人数が少ないので
 よろしくお願いいたします」――

2週間ほど前、いろいろあって、
死にたいくらい精神的に参っていた

今日の病院だって、来るのが憂鬱だった

「どうせ死ぬのなら、
 乳がんの薬なんてもう要らない」

なんて思ったり...

あしたの『がんサロン』も気が重かった

でもここまで来たら、
もう休むつもりもないし、
『がんサロン通信』の体験記も
毎月書かなければいけないし、
一応、行くだけ行ってみようとは思っていた

ほかの参加者への気遣いやフォローは
できないかもしれないけれど

笑顔で話をすることも
できないかもしれないけれど

でも、ソーシャルワーカーさんや
スタッフの方たちがいないということは、
そうもいかなくなってしまった

“ただ行ってみる”という簡単なことでは
なくなってしまった...

    2010年8月18日(水)

『第19回 がんサロン』の日

やはり気持ちは重いまま

ひとと話す気になんかなれない

逆に、もう一人の患者代表のひと
フォローされる始末

...今日はムリ...

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Source: りかこの乳がん体験記

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