サプリは否定派。

「なにかサプリメント飲んでいますか?
 “いいもの”があれば
 教えてほしいんですけど...」

...というのは、
以前、何度か
がん患者さんから受けた質問

「特に飲んでないけど...」

そう答えると、

「そうなんですか!?」

と驚かれたこともある

このときの“いいもの”というのは、
たぶん、“がんにいい”もの

即ち、“がんに効く”もの――

ということなのだろう

そもそもサプリメントは、
医薬品ではなく“食品”

病気を治すものではない

  “がんに効くサプリ”があれば、
  きっとそれがすでに
  “抗がん剤”となっているはずだ

  “食品”なので
  アレルギーを起こすこともある

  必要以上に摂取すれば、
  栄養素を過剰に摂取してしまうため
  人体に悪影響を及ぼす

“サプリメント”は、あくまでも
“足りない栄養素を補うためのもの”

サプリメントの外装には、

『食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、
 食事のバランスを』

『本品を多量に摂取することで
 疾病が治癒したり、
 健康がより増進するわけではありません』

と、書かれている

生きる基本は、あくまでも
“食べ物から栄養素を摂取すること”だ

...が、今、大問題となっている“サプリ”

不足している栄養を補うものだけではなく、
今は様々な効用を謳ったものが本当に多い

CMなどを見ていると、正直、

「ちょっと怖いな...」

と、思う

そもそも私は“サプリ否定派”

人工的に加工されたものを口にするのが
ちょっと抵抗があるからだ

...と言いながら、
摂っているサプリもある

今は、“カルシウム”

子どもの頃から
牛乳をほとんと飲んでこなかったせいか、
骨密度がかなり低い

食事だけでは補えないため飲んでいるが、
摂取量は、記載されている目安量の
半分~3分の2しか摂らないことにしている
(残りは食事量でまかなえるため)

乳がんになる前は喫煙をしていたので
ビタミンCも摂っていた
(“喫煙は、
 身体の中のビタミンCを破壊する”と
 言われている)

ビタミンCは体内に蓄積されないため、
一度に大量に摂ってしまうと
尿として排出されるらしい

そのため、一日3回に分けて
少しずつ摂っていた

あとは、
ヘム鉄(鉄分)も摂っていたこともある

  ※鉄分には2つの種類がある

   ○ヘム鉄
    肉(赤み肉)や、
    魚(マグロの赤身や
    カツオなど)に含まれ、吸収率がよい

   ○非ヘム鉄
    ほうれん草、豆、プルーンなど
    植物性の食品に含まれている鉄分で
    吸収率はヘム鉄に劣る

サプリは、食後すぐに飲んでいる

理由は、

“食事で摂った栄養素で、
 吸収率が上がるから”

近年のサプリ市場は
急激に伸びているだろう

そしてきっと、
これからも伸び続けるのだろう

薬ではない分、手軽なのかもしれないが、
不安は拭いきれない

バランスのよい食事

そして適度な運動が
なによりだと思うのだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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